JR西日本が、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のキャラクターをラッピングした列車を運行することを発表しました。この取り組みは、沿線の魅力発信を目指す橿原市と、同市と包括連携協定を結ぶカプコンの協力により実現したものです。ラッピング列車は2025年8月29日(金)から万葉まほろば線を中心に運行を開始し、奈良駅では記念イベントも開催されます。

22のキャラクターが列車を彩る特別デザイン

ラッピングが施される車両は227系(2両・1編成)です。車体には、「ストリートファイター」に登場する22のキャラクターがラッピングされ、にぎやかなデザインとなっています。また、列車のヘッドマークには、橿原市内に設置されている同ゲームのデザインマンホールが使用されます。

ラッピングデザインイメージ

運行開始を記念して奈良駅でイベント開催

「ストリートファイター」の誕生日でもある2025年8月30日(土)には、奈良駅改札前で記念イベントが開催されます。橿原市やJR西日本のアプリダウンロードキャンペーン(オリジナルグッズをプレゼント)、橿原市のふるさと納税の人気返礼品が当たるInstagramフォローキャンペーン、観光PRブースの出展、キャラクターのパネル展示などが予定されています。

ラッピング列車 概要

【運行期間】2025年8月29日(金)~2026年3月末頃
【運行区間】万葉まほろば線、和歌山線、紀勢線(和歌山~和歌山市駅間含む)
【対象列車】227系(2両・1編成)
※車両の運用都合や運行状況によっては運転しない日もあります。

人気格闘ゲームのキャラクターたちが万葉まほろば線などを駆け抜ける、特別なラッピング列車。ゲームファンならずとも楽しめる企画となりそうです。運行開始翌日には奈良駅でイベントも開催されますので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

(C)CAPCOM

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