※2014年12月撮影

トップ画像は、志布志駅に停車中のキハ40-8052。

8時36分志布志駅に着きました。宮崎駅から3時間6分。盲腸線なので、折返し列車で南宮崎まで戻ります。左は車両の行先標。

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※2014年12月撮影

※オリジナル写真が縦なので加工してあります

志布志駅は、1925年(大正14年)志布志線の駅として開業しました。日南線の駅になったのはその全通の1963年(昭和38年)です。1972年(昭和47年)大隅線が全通しますが、わずか15年後の1987年(昭和62年)国鉄分割民営化の直前に全線が廃止されました。同時に志布志線も全線が廃止。1990年(平成2年)駅が約100m東に移設されました。その後無人駅化されます。キオスクが1997年(平成9年)夏まで営業していました。

志布志駅は、頭端式の単式ホームの先に駅舎があります。終端部と側線。

※2014年12月撮影

駅舎側からホーム。側線が分岐しているのが見えます。

※2014年12月撮影

終端部からホームと車両。このカットも気に入ってます。

※2014年12月撮影

志布志駅、駅舎正面。降りたキハ40がちょうど見えるという面白い構図。

※2014年12月撮影

1990年(平成2年)に移動して新築された駅舎全体。その後、2018年(平成30年)駅前広場にはバスターミナルが整備されました。

※2014年12月撮影

駅の正面。真っ直ぐ100mほど進んだ左側に「志布志鉄道記念公園」があります。元の志布志機関区のあった場所です。蒸気機関車C-58 112、車掌車ヨ8951、キハ52-130が静態保存されています。折返し列車の時間が微妙なので訪問は諦めました。かつては車掌区、保線区も置かれ、転車台がありました。

※2014年12月撮影

駅舎内のきっぷ運賃表。宮崎駅からの乗車賃がほぼ青春18きっぷの1日分です。

※2014年12月撮影

横の志布志市総合観光案内所に「志布志駅の歩み」がありました。

※2014年12月撮影

昭和54年(1979年)の日本国有鉄道旅客局「荷物事務用 鉄道線路図」をご覧ください。

黄色のラインが廃止された志布志線、緑は廃止された大隅線です。

※2014年12月撮影

この日は枕崎まで行きますが、志布志線、あるいは大隅線があれば南宮崎まで戻らなくても済んだのです。

駅舎横からキハ40-8052。

※2014年12月撮影

ホームに戻ってキハ40-8052。9時発の南宮崎行になりますが、まだ前照灯は点いていません。

※2014年12月撮影

車内で休んでいたら動き出しました。右側に志布志湾。

※2014年12月撮影

幸いお天気は良い様です。南宮崎駅を目指します。

※筆者は既にコラムなどで青春18きっぷ鉄道旅の写真を度々使用しています。重複していますが、御容赦ください。

※価格などは2014年当時のものです。

(写真・文/住田至朗)