※2020年8月撮影

トップ画像は、上り列車の前面展望で小手指車両基地。小手指駅では車両基地の車両がほとんど撮れなかったので上り列車から狙ってみました。車両基地が、左、運転士さん側なので画角を広めにした結果、運転席の機器やワイパー、前面ガラスの上部が写ってしまいました。

では下り各駅停車飯能行の前面展望です。信号が青になって出発進行。上り列車が来ています。

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※2020年6月撮影

車両基地からは回送表示の黄色い電車が出て来ます。

※2020年6月撮影

上り列車は新木場行です。

※2020年6月撮影

車両基地は広大なので、まだまだ続きます。線路脇左の「砂川堀函渠」という掲示。函渠(かんきょ)という言葉を知りませんでした。横断面が方形の地下水路だそうです。

※2020年6月撮影

右、ようやく車両基地の終端部。小手指駅~狭山ヶ丘駅間の約6割が車両基地の横なのです。

※2020年6月撮影

残りの4割で狭山ヶ丘駅が見えてきました。所沢駅からこの駅までが所沢市内にあります。小手指駅からは、2.2km。

※2020年6月撮影

渡り線があってホームの南側に側線があります。

※2020年6月撮影

島式ホーム1面2線ですが、側線がとても複雑な様相。

※2020年6月撮影

1990年(平成2年)頃まで東横瀬駅(1996年/平成8年に廃止された三菱セメント/現・三菱マテリアル横瀬工場内への引き込み線にあった貨物駅)~狭山ヶ丘駅間で袋詰めセメントの輸送が行われていました。左奥に当時の貨物専用ホームが残っています。

※2020年6月撮影

かつては飯能駅側でも本線と接続していました。現在は10両編成電車の留置線として使われている様です。ホームの飯能側が大きく右にカーブしています。

※2020年6月撮影

ここからは【駅ぶら】カットです。池袋駅寄りから下りホームの飯能・秩父駅方面を見ています。

※2020年8月撮影

こちらは池袋駅方面。

※2020年8月撮影

駅名標。

※2020年8月撮影

狭山ヶ丘駅は、1915年(大正4年)武蔵野鉄道の元狭山駅として開業。同年三ヶ島村駅に改称。1889年(明治22年)の町村制施行で誕生した三ヶ島村があったのですが、1955年(昭和30年)所沢市に編入され村は廃止されました。1933年(昭和8年)狭山ヶ丘駅に改称。狭山ヶ丘も三ヶ島村内の地名です。1970年(昭和45年)橋上駅舎供用開始。1993年(平成5年)東口開設。2003年(平成15年)バリアフリー化されています。

では、狭山ヶ丘駅の周辺を【駅ぶら】しましょう。

タイトルに書きましたが、日本三大茶の一つ「狭山茶」は都市化・宅地化で耕作面積が減っている上に、収穫量が少ないため希少性が高く、地元でほぼ消費されてしまいます。

つまり狭山茶が飲みたくなったら地元で「自園・自製・自販」される狭山茶を買うしかないのです。日本茶好きの筆者としてはちょっと楽しみです。

【駅ぶら04】西武池袋線052 に続きます。

(写真・文章/住田至朗)