武蔵野に散歩する人は 道に迷うことを苦にしてはならない【駅ぶら04】西武池袋線050

2020.10.27

※2020年8月撮影

トップ画像は、小手指駅西側の線路脇から下り準急飯能行。スマイルトレインの登場率が高いのは個人的にデザインが好きだから、ということではなく、実は、偶然撮った結果なのです。

跨線橋の上、小手指陸橋通りの南側です。この道を進むと北野天神通りになって西武球場前駅に出ます。

※2020年8月撮影

北側。

※2020年8月撮影

では下に降りて小手指駅側の歩道に行きます。

跨線橋の北側から見ると眼下に保線資材の置かれたエリアがあります。

※2020年8月撮影

ほぼ小手指駅の正面。架線があるのでホームはちょっと見難いですね。

※2020年8月撮影

南側、北口の高層マンションが目立ちます。

※2020年8月撮影

跨線橋の下、小手指車両基地があるので多くの側線があります。保線員の方が歩いています。

※2020年8月撮影

所沢市と書かれた案内。右は小手指駅南口。左に小手指ヶ原古戦場跡とあります。

※2020年8月撮影

国木田独歩の代表作『武蔵野』(1898年/明治31年)の冒頭を思い出しました。以下に引用します。

「武蔵野の俤(おもかげ)は 今わずかに入間郡に残れり」と自分は文政年間にできた地図で見たことがある。そしてその地図に入間郡「小手指原 久米川は古戦場なり〈中略〉自分は武蔵野の跡のわずかに残っている処とは定めてこの古戦場あたりではあるまいかと思って、一度行ってみるつもりで〈以下略〉

『武蔵野』は、何度か読んでいますが、やはり冒頭部分は印象的です。これを書いた独歩は、今の渋谷NHKの辺りにあった「渋谷村の茅屋」に住み、隣の農場で飼われていた牛の乳をもらって飲んでいたと言いますから、その頃の「小手指原」はさぞかし「武蔵野の俤」があったことでしょう。

跨線橋の下は日影、しばらく休憩しました。小手指駅もよく見えます。トップ画像は、この後に撮ったカットです。

※2020年8月撮影

西武池袋線伝いに南口に向かいました。駐輪場に自転車が並んでいます。

※2020年8月撮影

南口のバスロータリーで「WASEDA UNIVERSITY」と書かれたバスを見て「何で小手指駅で早稲田大学なの?」と不思議に思いました。筆者が学生の時代には、早稲田大学の所沢キャンパスは存在しなかったのです。

※2020年8月撮影

バスロータリーから南口。北口の高層マンションがここでも目立ちます。

※2020年8月撮影

バスロータリーの周囲を一周して

※2020年8月撮影

小手指駅北口から駅に戻って次の目的地を目指します。

※2020年8月撮影

入間郡を包んで円く甲武線の立川駅に来る。この範囲の間に所沢、田無などいう駅がどんなに趣味が多いか……ことに夏の緑の深いころは。ー 国木田独歩 武蔵野/七 ー

【駅ぶら04】西武池袋線051 に続きます。

(写真・文章/住田至朗)


LINEで送る

オススメ記事

こちらの記事もオススメです