御神体は お地蔵様【駅ぶら04】西武池袋線052
※2020年8月撮影
トップ画像は、狭山ヶ丘駅下りホームに到着した準急飯能行。
さて【駅ぶら】は狭山ヶ丘駅の橋上駅舎改札口に来ました。
※2020年8月撮影
そうそう、狭山ヶ丘駅周辺には複数のサイゼリヤがありましたね。
改札口外から。
※2020年8月撮影
改札口前の「TOMONY」、店頭に西武鉄道グッズが並んでいました。買いたいけど、カバンが小さいので我慢します。(笑)
※2020年8月撮影
まずは西口に来ました。駅前ロータリーになっています。
※2020年8月撮影
狭山ヶ丘駅西口。空の色が違い過ぎですよね。実は、このカット、9月28日の撮影。この日に写真不足を補うために再撮に来たのです。この後は、8月4日撮影の写真も混ざっています。
※2020年9月撮影
駅前の県道223号線の南側から南口ロータリー。
※2020年8月撮影
県道沿いに立派な石碑が並んでいました。「御大典記念櫻樹」と「御成婚記念櫻樹」と書かれていますが植物で裏側を見ることができません。周囲には案内板もないので、謎の石碑です。
※2020年8月撮影
駅のすぐ横に道に面して塀の無いちょっと奇妙な神社があります。
※2020年9月撮影
愛宕神社です。
※2020年9月撮影
ネットで調べたらウィキペディアに面白い事が書かれていました。元は川越の林村(現・所沢市林)の個人のもので、所有者が屋敷内に移すために運んでいたら山林の中で牛車の牛が動かなくなったので「神様がここに住みたいのだな」と祠を建て安置したのだそうです。その後荒れ果てていたものを1921年(大正10年)狭山ヶ丘の住民が地元の鎮守にしようと所有者から譲渡してもらいこの場所に遷座したのです。狭山ヶ丘の氏神。
祭神は愛宕地蔵尊、って仏教の仏様ですよ。神道の国教化を目指した明治政府による神仏分離で明治初年に「御神体」を仏像とすることが禁じられましたが、どうやら、その難を逃れた様です。その意味ではお地蔵様が神様として祀られているとても珍しい神社です。
神社の前を過ぎて東に歩いて行きます。
※2020年9月撮影
狭山ヶ丘一丁目交差点を右折。地図で見つけた「若狭地蔵市民の森」に向かっているのです。
※2020年9月撮影
さらにサイゼリヤの手前を左折。500mほど歩いて、この辺りだとキョロキョロしていたらこんもりとした森を発見。右の自転車の店頭で修理をしていたおじさんに「若狭地蔵市民の森はあそこですか?」と訪ねたら「そうだよ」とのこと。
※2020年9月撮影
住宅の間を抜けたらありました。
※2020年9月撮影
本当に通路以外は入れないほど草木が茂っています。武蔵野の原生林というイメージです。
※2020年9月撮影
調布の深大寺植物園に武蔵野の自然林をそのまま保存しているエリアがありますが、ちょっと似ている印象です。
長くなるので続きは次回です。
【駅ぶら04】西武池袋線053 に続きます。
(写真・文章/住田至朗)