126年前に敷かれた鉄道です【駅ぶら04】国分寺線01
※2020年8月撮影
トップ画像は、国分寺線国分寺駅に到着する国分寺行電車。
今回から国分寺線に乗ります。起点は国分寺駅、終点は東村山駅の7.8kmです。その間に3つの駅があります。全駅が東京都内です。
国分寺線は、西武鉄道では最も古い路線。1894年(明治27年)に甲武鉄道の子会社だった川越鉄道が敷設しました。当初は国分寺駅から川越駅(現・本川越駅)が本線でしたが、1927年(昭和2年)東村山駅~高田馬場駅間(現・新宿線)が開業した際に国分寺駅~東村山駅間は分離され支線に。1952年(昭和27年)同区間が国分寺線に改称されます。
既に多摩湖線【駅ぶら】で国分寺は紹介済みなので、前面展望からスタートします。JR中央線北側に平行して国分寺線国分寺駅ホームがあります。
もちろん空中浮遊ではありません、階段の途中から撮りました。(笑)
※2020年8月撮影
単式ホームに停まって出発を待つ国分寺線東村山行。西武2000系6両編成電車です。
※2020年8月撮影
駅名標。
※2020年11月撮影
駅は1889年(明治22年)開業。1945年(昭和20年)終戦後武蔵野鉄道が旧・西武鉄道を合併、西武農業鉄道に改称。国分寺線と多摩湖線が同一鉄道会社の所属線になりました。翌1946年(昭和21年)西武農業鉄道が現在の西武鉄道に改称されました。
信号が緑に変わって下り東村山行が出発します。
※2020年11月撮影
横をJR中央線が通っています。国分寺線は単線。
※2020年11月撮影
西に向かうJR中央線と分かれて国分寺線は北西に向きを替えます。右側は、日立製作所中央研究所。野川の源流があります。
※2020年11月撮影
右カーブが終わると羽根沢信号場。ここから恋ヶ窪駅までは複線区間です。上り線に安全側線があります。
※2020年11月撮影
恋ヶ窪駅まで直線です。上り列車が見えてきました。
※2020年11月撮影
この少し盛り上がった下をJR武蔵野線がほぼ南北に通っています。JR中央線の西国分寺駅に接続しています。
※2020年11月撮影
恋ヶ窪駅が近づいてきました。上り列車は、まだ正面から進行してきます。何となく不安になりますね。(笑)
※2020年11月撮影
ようやく上り電車が複線区間の上り線に入りホッとします。
※2020年11月撮影
国分寺駅から2.1km、恋ヶ窪駅は相対式ホーム2面2線。駅舎は下りホーム側にあります。跨線橋で上りホームに渡ります。
※2020年11月撮影
恋ヶ窪駅の北側で単線になります。跨線橋があります。後ほど【駅ぶら】で上ります。
※2020年11月撮影
では恋ヶ窪駅に降りましょう。
(写真・文章/住田至朗)