【50代から鉄道趣味を復活させる方法】511

2021.02.22

※2014年6月撮影

トップ画像は、夜の横須賀線下り列車を踏切から撮ったものです。

以下、コラムの文章とは直接関係の無い写真を使います。撮影時期などはキャプションを参照ください。今はなき駅舎も登場しますよ。

これまで【50代の鉄道趣味】では過去の鉄道旅を回顧してきました。ところが以降の鉄道旅は、鉄道チャンネルに既に登場していることが多いので、

さてどうすべえ、

・・・と考えております。

過日ボンヤリ散歩していて、書店で池口英司さんという方が書かれた『大人の鉄道趣味入門 人生の後半を楽しむための兵法書』(交通新聞社新書/2019)という本を見つけて購入しました。

※2021年2月撮影

この本が「あるある」の連続なんですよ。

著者の池口氏は小生と同じ1956年生まれ。大学も同じです。学部が違いますがカメラマンの友人に訊けば同期なので顔見知りの可能性あります。(笑)

要は、かつて「鉄道趣味」に熱中していた少年少女が思春期以降「受験・学業・恋愛・就職・結婚・子育て」等に忙殺されてすっかり忘れていた「鉄道趣味」を、時間のできた人生後半に向けて復活させる手立てを考える書物です。

著者は冒頭で「著者(1956年生まれ)と同世代、一般的には”シニア”と呼ばれる世代を”大人世代”という言葉で総称」します。コレは上手い方法です。過去の”シニア”世代と違うのは、私たちの世代は「年寄りという自覚が無い」人が圧倒的に多いコトです。斯く言う小生もこの【50代から始めた鉄道趣味】というコラムで、50代になって「空から降ってきたヒマな時間」を如何に「安上がりに鉄道趣味でエンジョイするか」を綴っています。

※2013年1月撮影 この駅舎は新駅舎に建て替えられてもう存在しません

第一章は「もう一度、鉄道趣味の世界へ」。

高度経済成長時代の鉄道趣味が回顧されます。

コンテナ化される前の長大な貨物列車を飽かず眺めた記憶。小生自身には経験ありませんが地方に行けば蒸気機関車が現役で煙をはきながら走り回っていたのです。どんなに小さな駅にも駅員さんがいて、切符切りをパチパチ鳴らして改札口に立っていました。国鉄の「鈍行列車」は長距離をノロノロと走り、夜行列車が多かったので幹線には終夜営業の駅が灯りを点けて朝を迎えていました。待合室も朝まで使えたのです。

※2014年7月撮影

自動改札機もワンマン運行もなかった時代。その代わり駅前には「駅前食堂」があり、幹線のホームには駅弁を立ち売りする声が響いていました。夜行列車で夜を明かし宿代を浮かせることはお金のない若者の鉄道旅では当たり前。

しかしその時代に戻ることはできません。では、どの様に「新しい時代の鉄道趣味」に「戻って」いけば良いのでしょう。

次回は第二章「20世紀から21世紀へ。鉄道はこう変わった」に進みます。

(写真・文/住田至朗)


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