【大阪・関西万博】帰れなくなる?夜間シャトルバスが「完全予約制」に。対象日と予約方法を解説
大阪・関西万博を夜まで楽しんだ後、「バスが満席で帰れない!」という事態を避けるための重要な情報です。万博協会は、特に混雑が予想される日の夜20時以降、西ゲート直結の夢洲第1交通ターミナルから出発する桜島駅行きシャトルバスを「完全予約制」にすると発表しました。予約がない場合は乗車できないため、対象日に来場予定の方は事前の対策が必須です。どのバスが対象で、どうすれば良いのか、詳しく解説しますが、近々の対象日として2025年7月21日(月・祝)と7月23日(水)があげられています。
夜間バス乗車、完全予約制導入の背景と目的
万博協会によると、過去の花火大会開催日における混雑状況を踏まえ、大阪・関西万博の多客日における夜間時間帯(20時以降)の混雑緩和のための、バス乗車の完全予約制導入になるようです。来場者のスムーズな移動を促し、安全確保を図るとしています。
対象日・時間帯には予約のない利用者は、対象のバスに乗車できなくなるため、他の交通機関の利用を検討する必要があります。対象日は2025年7月21日(月・祝)と7月23日(水)があげられており、その他の対象日については前日までに公表される予定です。
対象となる日程と時間帯、およびシャトルバス等の取り扱い
今回発表された完全予約制の対象日は、2025年7月21日(月・祝)と7月23日(水)の2日間。これら以外にも、来場日時予約の状況や桜島駅シャトルバスの帰り便の予約状況により、追加の対象日が前日までに公表される予定です。
今回の発表により、対象日の夢洲第1交通ターミナルから出発する桜島駅シャトルバス(帰り便 桜島駅行き)は、20時以降の終発までが、完全予約制となります。この時間帯においては原則として予約してない人はバスに乗車できません。また、予約された時間帯に遅れた場合にも乗車ができないため注意が必要です。

このほか、桜島以外のシャトルバス(夢洲発)、P&Rシャトルバス(舞洲、堺、尼崎)、中長距離バス(神戸三宮行き 神姫バス)、船シャトルバス・フェリー連絡バス東西連絡シャトルバス(ATC、コスモスクエア便)の変更はありません。
会場内での案内と注意喚起
完全予約制が実施される日には、会場内で来場者への注意喚起が徹底されます。会場内の放送や行きのバス車内、エントランス広場での放送を通じて、20時以降は予約のない方がバスに乗車できない旨が繰り返しアナウンスされます。予約のない方には他の交通機関の利用が促されるほか、西ゲート会場側の掲示やアナウンスでも同様の注意喚起が行われます。

また、一度会場を退場すると、再入場以外の方法では東ゲートへ移動できないため、Osaka Metro中央線を利用するために東ゲートへの移動を検討している場合は、再入場スタンプの利用が推奨されています。ただし、再入場は21時30分までという時間制限があるため、この点にも注意が必要です。
大阪・関西万博では、来場者の皆様が快適に過ごせるよう、様々な対策が講じられています。多客日の夜間時間帯におけるバス乗車の完全予約制もその一環です。特に帰りの交通手段については、事前の情報確認と準備が非常に重要となります。スムーズな移動のためにも、対象日の来場を予定している方は、必ず公式サイトで最新の情報を確認し、必要に応じてバスの予約や他の交通手段の検討をおすすめします。
(画像:2025年日本国際博覧会協会のWebサイトより、TOP写真:shiii / PIXTA)
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