ラジコンやミニカーなどのホビー製品を製造・販売する京商(神奈川県厚木市)は、Nゲージサイズのダイキャスト・ディスプレイモデル「リビングトレイン&BOOKシリーズ 東海道新幹線0系」「同N700S」をファミリーマート一部店舗で3月4日から販売する。

ディスプレイモデルとうたいながらも、オプションのスイッチバックレール電動式セットと組み合わせると、往復走行も楽しめる。

リビングトレインシリーズ 東海道新幹線0系(4両編成)ディスプレイレール付

リビングトレインシリーズ 東海道新幹線0系(4両編成)ディスプレイレール付(3850円)は、世界初の時速200km運行を実現した、夢の初代 新幹線 0系をモデル化。

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セット内容は、先頭・後部車両×2台、中間車両×2台、ディスプレイレール×3本。重厚なダイキャスト製。Nゲージサイズをデフォルメした4両編成で再現した。

「まず電車デザインの命ともいえる、先頭車両のディテールを最優先にデザインしました。0系の特徴である「ダンゴ鼻」と呼ばれる正面は、とても愛嬌にあふれています」

また、天井部に設置された「静電アンテナ」も別体パーツで再現、運転席前の正面窓に目をむければ、国鉄の車両番号「S1」の印が確認できる。車両側面をみると、0系初期の特徴である大窓が再現されているのがわかる。

先頭と最後部車両は、客車の中間車両よりも長く全長112.4mmに設定。中間車両は全長86.3mmに設定。4両を連結した車両は、全長約400mmに。新幹線の先頭部分のディテールを優先し全体バランスにこだわったという。

「このリビングトレインシリーズは、車間スペースの幅を微調整し「車両編成のスケール感」を大切にしながら省スペースで満足できるアイテムです」

「車両同士の連結機構は連結しやすく、はずれにくいワンタッチフック方式を採用。車輪は転がりのよい金属製。ディスプレイレール3本が同梱されているので、お気に入りの場所に飾ってお楽しみください」

東海道新幹線N700S(4両編成)ディスプレイレール付

東海道新幹線N700S(4両編成)ディスプレイレール付(3850円)は、Supreme の頭文字Sからネーミングされた、次世代新幹線 N700S をモデル化。

セット内容は、先頭・後部車両×2台、中間車両×2台、ディスプレイレール×3本。前述の0系と同じく重厚なダイキャスト製で、Nゲージサイズをデフォルメした4両編成で再現した。

こちらも「電車デザインの命ともいえる、先頭車両のディテールを最優先にデザイン」し、「これまでのN700系に採用されたエアロダブルウィングから、N700Sでは先頭部のエッジ形状がシャープになった「デュアルスプリームウィング」を再現した」という。

また、天井後部に設置された静電アンテナも再現。運転席前の正面窓をみると、JR東海の車両番号「J1」の印が確認できる。

車両側面には、窓やドアの開口部を小さくし、車体強度アップをめざしたデザインも再現している。

先頭・最後部の車両は、客車の中間車両よりも長く全長111.6mmに設定。中間車両は全長86.1mmに設定。4両を連結した車両は全長約400mmに。

前出の0系と同じく、新幹線の先頭部分のディテールを優先し全体バランスにこだわったという。

リビングトレインシリーズ スイッチバックレール電動式セット リレーラー付

また、別売りオプションとして、「リビングトレインシリーズ スイッチバックレール電動式セット リレーラー付」(3,278円)を3月15日から京商オンラインショップで発売予定。

全長890mmで往復路走行を楽しめる「スイッチバック機構」が付いている電動セットで、レール本体のなかに単4電池2本が入る。

この動力ユニットと「ハイミリテスラ・ダブルマグネット機構」の採用で、車両がスムーズに動くという。

また、増設レールを接続すると、部屋のスペースにあわせて好みでレールの長さを延長できる。

走行スピードは、スケール感を存分に楽しめるように、モーターとギヤ比を微妙に調整し演出。搭載されたモーターは正転・逆転せず、クラッチ機構でスイッチバックする。