※2019年6月撮影

トップ画像は函館市電8000型8002号車。800型の機器を流用して車体をアルナ工機で更新したタイプ。函館米穀(株)のラッピングです。函館市電さんのホームページを見ました。最近、スポンサーは同じですがラッピングが新しくなった様です。

「魚市場通」停留場。停留場を右(北西)に進むと函館港。海際に函館市水産物地方卸売市場があります。赤色灯のあるワンボックスカーは「函館市企業局」の公用車です。この後もまた何度か見かけることになります。しかし「眠たい写真」ですねぇ。曇天で暗いことと路面電車の揺れでブレてしまいます。・・・って写真が下手なだけです。

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※2019年6月撮影

少し右にカーブします。望遠レンズなので強調されていますが、実際は緩いカーブです。

※2019年6月撮影

また渡り線があって「十字街」停留場です。

※2019年6月撮影

「湯の川行」は、9600型9601。2007年(平成19年)から導入された超低床式連接車の1号機。アルナ工機製、函館市電では最新型です。何かイベントでもあったのかな、両ホームに子供たちがいっぱい待っています。

※2019年6月撮影

十字街交差点で本線は直進、宝来・谷地頭線は左に分岐します。函館市電操車塔がチラッと見えていますが、改めて宝来・谷地頭線でここを通るときにちゃんと写っている写真があります。

※2019年6月撮影

海峡通という看板が立っています。心なしか空が広くなった感じがします。高い建物が少し減ってきたのかな。

※2019年6月撮影

次の交差点、左折して八幡坂の先には、函館ハリストス正教会があります。ロシア正教のチャーチです。が、頭上の案内板には「元町教会群」となっています。地図を見るとカトリック元町教会と聖ヨハネ教会(英国聖公会)もありました。右に曲がると金森赤レンガ倉庫があります。この辺りも観光名所です。

※2019年6月撮影

「末広町」停留場。ここは上屋がありません。この停留場にも子供たち。社会科の授業で市内を歩いているのでしょうか。

※2019年6月撮影

右カーブの内側にクラッシックな木造の洋館がありました。1916年(大正5年)に建てられた相馬株式会社社屋。細部はかなり凝った造りです。ペパーミントグリーンが洒落ています。路面電車の窓の汚れで写真の左側が少し霞んでいます。

※2019年6月撮影

しかし美しい建物ですねぇ。

※2019年6月撮影

【私鉄に乗ろう100】函館市電10 に続きます。

(写真・文/住田至朗)

※鉄道撮影は鉄道会社と利用客関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。