福島県会津若松駅から新潟県小出駅まで36駅、135.2km。全国屈指の秘境路線、只見線。

きょう3月21日、吹雪く銀世界のなかにある只見駅で、只見線車両を使ったファッションショーが行われた。

モデルは、福島県只見町の子どもたち。角田杏さん・春さん、酒井健生くん・湧司くん。

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タイトルは「地元アソビつくり隊!しぜんしゅと・只見ファッションコレクション」。

只見町の子どもたちの「JR只見線を使ったファッションショーをやりたい」という夢を叶えるべく、バンダイナムコエンターテインメントをはじめとする動画撮影集団が、只見線 只見駅にとまるキハ100系車内を舞台に、ファッションショーを後押し。

キハ100系車内をラインウェイに、子どもたちが熱演

この只見線ファッションショーには、福島県出身のファッションモデル・愛花や、衣装制作に協力した ぺえ がリモートで参加し、子どもたちの制作現場を見守った。

そして、キハ100系車内をラインウェイにみたて、堂々と歩くのが、角田杏さん・春さん。車端部には、カメラを抱えた酒井健生くん・湧司くん。

彼女たちのいきいきした姿をカメラでとらえ、座席に座るパパ・ママ・兄弟・沿線住民らが拍手―――。

ホワイトアウトする只見線の厳寒な風景とは対象的に、キハ100系の車内は熱くて笑顔がいっぱいの空間に。

只見線の雪景色と派手な衣装が対照的、自然豊かな沿線空間へ

只見線キハ100系でのファッションショー撮影後、角田杏さん・春さん、酒井健生くん・湧司くんは「東京ガールズコレクションに落ちたからリベンジできた」「地元 只見の魅力や伝統衣装を伝えたかった」とコメント。

衣装制作を協力した ぺい は「只見線の雪景色と派手な衣装が対照的で、いいですね。自然豊かな沿線空間がある只見線に、また癒やされに行きたい」と。

また歩き方などを教えた愛花は「わたしも福島の、誰かのパワーにもなればいいと思って参加した。わたしも只見線もよく乗っていた。列車に乗っておばあちゃんに会いに行ったり、トロッコ列車にも乗った。今回はこうして違う場から参加できてすごくうれしい」と笑った。

こんなすてきな仕事着がある、只見線でこんなイベントができる

最後に子どもたちは、「只見にはこんなすてきな仕事着があることを伝えられてうれしい」「只見線でこんなイベントができるってこともアピールできてよかった」と伝え、ほっとしていたようす。

「『どんなファッションショーにしたいか』『只見のどんなところが好きか』など、アソビを切り口に只見町のことを考え、積極的に話しあってきた」というバンダイナムコエンターテインメント。

同社は、全国の小学生を対象に「地元を楽しくするアイデア」を募集し、いっしょにカタチにしていく応援プロジェクト『地元アソビつくり隊!』を展開中。

「全国の人にエンターテインメントを届けたい」「もっと日本を元気にしたい」という思いから、自治体や企業と連携したプロジェクトで地方活性化をめざしている。

――――そしてこの只見線ファッションショーの動画は、バンダイナムコ公式 You Tube チャンネルで3月31日に公開されるから、チェックしてみて。

◆BNJ PROJECT『地元アソビつくり隊!』
https://bnj.bandainamcoent.co.jp/tsukuritai/
◆第1回優秀賞に選ばれた只見ファッションコレクション アイデア概要
https://bnj.bandainamcoent.co.jp/tsukuritai/member/results/results01.php
◆BNJ PROJECT『地元アソビつくり隊!』 トレーラームービー