※2021年4月撮影

トップ画像は、日豊本線重富駅に到着するキハ40系。先頭車両はキハ40 8038です。吉松駅-隼人駅-鹿児島中央駅というサボを付けていました。言うまでも無く全国的にキハ40系の引退が加速しています。私は青春18きっぷのローカル鉄道旅でキハ40系には散々お世話になってきました。遅かろうがうるさかろうが、私はキハ40系が大好きです。

前回に続き重富駅です。下り1番のりばに出て鹿児島駅方面を見ています。

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※2021年4月撮影

改札口横の駅名標。イラストは重富駅の南西にある布引の滝(白銀の滝)。

※2021年4月撮影

重富駅は、120年前、1901年(明治34年)6月に開業した歴史のある駅です。

跨線橋に上って上り方面を見ています。右下は駐輪場ですが意外に自転車が少ないです。

※2021年4月撮影

下り方面を見ると桜島が見えます。帖佐駅の跨線橋から見えた姿とあまり変わりません。手前に海が見えている点が異なります。

※2021年4月撮影

南側には鹿児島湾(錦江湾)に迫る山々があります。目の前の山は、国土地理院の地図では名前は分かりませんが332mの高さがあります。右に繋がっている山が205m、少し手前なので高く見えます。奥が惣林嶽(506m)でしょうか。日豊本線は海沿いに進み、竜ヶ水駅を越えて鹿児島駅に着きます。

※2021年4月撮影

上りホームに降りて駅舎です。ホームにも待合室があるのですね。

※2021年4月撮影

逆光ですがホーム上屋が太陽を遮ってくれました。

※2021年4月撮影

トップ画像の鹿児島中央行が入線します。3両編成。

※2021年4月撮影

ほどなく鹿児島方面に出発してゆきました。

※2021年4月撮影

しばらくすると上りの787系特急車両4両編成が通過。先ほど出発した下り列車とは竜ケ水駅で交換したのでしょうか。ダイヤも時間も違いますが、筆者も何度か列車交換で竜ケ水駅に停車して787系を見送ったことがあります。

※2021年4月撮影

下りホームから上りホームの駅名標と観光案内。こちらにはイラストは無しです。

※2021年4月撮影

・・・以上で日豊本線の【木造駅舎コレクション】は終了します。

次回は指宿枕崎線の木造駅舎を見に行こうと思います。

(写真・文/住田至朗)

※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。