指宿枕崎線です【木造駅舎コレクション】045
※2021年4月撮影
トップ画像は、指宿枕崎線喜入駅1番のりばに到着したJR九州キハ200DC。筆者が鹿児島中央駅から7:33発の喜入行に乗って来た列車です。喜入駅に8:17に着いて、26分後に折り返し8:43発鹿児島中央行になります。まだ行先表示は喜入のままです。時間はたっぷりありますから。
喜入駅正面。駅は旧・喜入町の中心にあって旧・喜入町役場(現・鹿児島市役所喜入支所)などもあるので駅前にはタクシーが常に客待ちをしています。
※2021年4月撮影
朝の8時過ぎなので通学する中・高生などの送迎で自家用車も出たり入ったりしていました。
※2021年4月撮影
クルマが駅舎に被らない角度は、ここまで駅舎横からになります。
※2021年4月撮影
反対側にも自家用車。出入りが頻繁ですが、なかなか空舞台のシャッター・チャンスがありません。
※2021年4月撮影
それでこの角度も1枚。
※2021年4月撮影
駅舎は、駅が開業した昭和9年(1934年)のオリジナルですが、1986年(昭和61年)に全面的にリニューアルされています。ネットなどでリニューアル前の駅舎を見ることができます。オリジナルの木造駅舎は、日豊本線の下ノ江駅にとても良く似た印象でした。言い換えれば、現在の駅舎にその面影はあまり残っていません。
駅出入口。建物財産標は見つけられませんでした。ホームに折り返し鹿児島中央行が停まっています。ベンチのビニールカバンは筆者のものです。
※2021年4月撮影
待合室には気のベンチ。駅舎外壁のカラーに合わせて、内装もバンチもベージュ。シックで良いですね。
※2021年4月撮影
駅は、2020年(令和2年)「Smart Support Station」の導入により駅係員が常駐しなくなりました。
※2021年4月撮影
見難くてすみません。近距離きっぷ運賃表に蛍光灯が映り込んでしまうので下から撮っています。この後は薩摩今和泉駅と二月田駅を撮影します。(※写真に黄色い印を打っています)
※2021年4月撮影
ホームから改札口。ICカード簡易改札機と左には「係員対応精算機」がありました。初めて見ましたが、これが「Smart Support Station」でしょうか。もちろん使ったことがないので興味深々ですが、筆者は、残念ながら青春18きっぷです。
※2021年4月撮影
無人駅の自動改札機で青春18きっぷの時に、カメラ付きのインターフォンがあって、近隣の有人駅に繫がって、カメラで日付をチェックした駅員さんがゲートを開けてくれたことが何度かありました・・・。JR九州さんではなかったと思います。
長くなるので次回に続きます。
(写真・文/住田至朗)
※木造駅舎などJR九州さんの許可をいただいて撮影しています。
※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)他を参照しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。