アーバンライナーへの積載(イメージ)

近鉄と福山通運は、大阪難波~近鉄名古屋間で運転する名阪特急「アーバンライナー(next・plus)」を使用した貨客混載事業を開始する。

列車の空きスペース(旧車販準備室)を有効活用し新たな収益源を確保したい近鉄と、自動車運送業の担い手不足解消やCO2排出量削減といった社会課題の解決を図る福山通運が手を組んだかたちだ。

これに伴い、福山通運はこれまで翌日以降の配送が主流であった大阪市内⇔名古屋市内間において、7月1日から当日配送サービスを開始する。

輸送フロー図(イメージ)

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集荷からアーバンライナーへの積み込みと、積みおろしからお届け先への配達を福山通運が担い、大阪~名古屋間は近鉄が輸送する。料金は1,700円から。取り扱い地域や料金等の詳細は福山通運各事業所へ問い合わせ。

両社は「本事業により、お客さまの利便性向上だけでなく、SDGsが目指す持続可能な社会の実現に一層貢献していきます」としている。

鉄道チャンネル編集部
(画像:近鉄、福山通運)

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