名鉄の路線ネットワークのなかで、名鉄各線と線路がつながってない孤立路線―――瀬戸線。

1905(明治38)年に瀬戸自動鉄道として開業した路線がルーツの瀬戸線は現在、栄町~尾張瀬戸 20.6km、直流1500Vの電化路線で、4000系4両編成18本が走っている。

この瀬戸線にはいま、一日を通して普通列車と準急が、朝夕に急行と、3種の列車が走っている。

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名鉄(名古屋鉄道)は、10月30日にダイヤ改正を実施し、この瀬戸線では、昼間帯の列車種別をすべて普通にする。

昼間の列車をすべて普通にすることで運行間隔を均一化し、わかりやすいダイヤにする。

また、清水駅・尼ケ坂駅など名古屋市内普通停車駅の昼間にとまる列車が、現状の4本から6本などに増える見込み。

今回の名鉄ダイヤ改正は、新型コロナウイルスの影響による旅客需要減少に対応した変更。このほか、豊川線・尾西線・各務原線では昼間帯の運行本数の見直しや一部運行区間の変更などを実施。

また、名古屋本線・竹鼻線・羽島線・豊川線・広見線では、深夜帯の運行本数の見直しや一部運行区間を変更する。

名鉄は今後、「旅客需要が回復局面にあると判断した場合は、柔軟にダイヤの再構築を図る」とも伝えていた。

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