【木造駅舎カタログ】東北本線02/84 紫波中央駅

2021.10.23

※2020年9月撮影

トップ画像は、東北本線紫波中央(しわちゅうおう)駅。駅舎の位置が完全に逆光です。レンズ内のハレーションが出ています。駅前ロータリーには銀色に輝くオブジェが飾られています。

紫波中央駅は1998年(平成10年)に開業。駅舎は、2001年(平成13年)に完成。。正確にはJR東日本の駅舎ではなく紫波町の施設「紫波中央駅待合施設」の中に駅が入っています。

筆者は古い木造駅舎が好きですが、地元産の木材を使って作られたこの様な木造駅舎も記録する価値があると考えています。

※2020年9月撮影

紫波町は、昭和30年(1955年)に日詰町と紫波村など8村が合併して誕生しました。町には、隣の日詰駅がありますが、駅は合併前の日詰町の中心部から離れています。

紫波町は新駅開設を請願。設置のために寄付を集め1998年(平成10年)3月14日(筆者の誕生日はダイヤ改正など鉄道関係の記念日などが多いのです)に開業。当初はプレハブ駅舎でしたが、林野庁の補助事業で2001年(平成13年)11月に現在の木造駅舎が完成。冒頭に書いた様に駅の建物は紫波町の施設です。

※2020年9月撮影

木造駅舎「紫波中央駅待合施設」には紫波町産の木材が使用されています。林野庁の「地域林業経営確立林業構造改善事業」を活用した「間伐材利用のモデル施設」です。

中央の八角形の塔は合併した町と村を表しているとのこと。待合室の梁には樹齢120年のアカマツが使われ、駅舎内部は木の香りが漂う素晴らしい空間になっています。実際に駅舎中で過ごすのは寛ぎの時間でした。

※2020年9月撮影

駅舎には2018年(平成30年)みどりの窓口が開設され、業務委託で有人駅になっています。

※2020年9月撮影

筆者は古い木造駅舎が好きですが、この様な木造駅舎の歴史に新しいページを加える建物も貴重です。

※2020年9月撮影

駅前ロータリーが整備されていてとてもスッキリした眺め、やはり新しく開設された駅だけのことはあります。

※2020年9月撮影

駅前ロータリーなど周囲の空間が広々としているのであまり感じませんが実際の駅舎は意外に大きいです。

※2020年9月撮影

終始逆光でしたが、紫波中央駅は訪問する価値のある駅舎でした。

※2020年9月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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