駅前広場の中央に島ヶ原駅地蔵尊が鎮座【木造駅舎カタログ】関西本線10/167 島ヶ原駅

2022.05.29

※2020年12月撮影

トップ画像は、関西本線島ヶ原駅。駅前広場の中央に島ヶ原駅地蔵尊が鎮座されています。関西本線はこの駅まで三重県でした。次の月ヶ瀬口駅からは京都府に入ります。

駅前通りの右側に駅前広場があります。

※2020年12月撮影

木造駅舎、大きな瓦屋根がそのまま駅舎出入口の庇にもなっています。

※2020年12月撮影

島ヶ原駅は、1897年(明治30年)関西鉄道の駅として開業。1907年(明治40年)国有化され、1909年(明治42年)線路名称制定で関西本線の所属駅になります。建物財産標の記載では1921年(大正10年)駅舎が改築されています。

1970年(昭和45年)貨物営業廃止、旅客駅になりました。1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化でJR西日本の駅になります。簡易委託駅です。

黄色の矢印は、島ヶ原観光協会による「JR西日本島ヶ原駅」の案内。

※2020年12月撮影

案内の内容を写します。

この島ヶ原に鉄道が開通したのは明治30年である。当時、関西鉄道株式会社だったが、その後、鉄道国有法により関西鉄道が国に買収され、明治40年から日本国有鉄道となり関西本線と改称された。現在、昭和62年からJR西日本旅客鉄道株式会社関西本線となり、村を訪れる人の便に供されている。今も残る駅の建物は、当時の関西鉄道のものであり、昔日の面影を残している。

・・・ということは建物財産標の1921年(大正10年)よりも前の駅舎というコトになります。詳細は分かりません。

駅出入口。正面がホームへの改札口になっています。右には逓信省コンビ。郵便ポストと電話ボックス。

※2020年12月撮影

しゃがんで駅名標を撮影。

※2020年12月撮影

北側から。壁面は茶色に塗られていますが、少し前の写真では白っぽい塗色でした。島ヶ原駅地蔵尊、存在感があります。

※2020年12月撮影

お地蔵様の前には観光案内札があります。左奥に「伊賀・島ヶ原おかみさんの会」がやっている食堂・喫茶「夢の道」があってお昼の定食は美味しくて有名らしいのですが時刻が既に15時近かったため暖簾はでていませんでした。

※2020年12月撮影

島ヶ原駅地蔵尊。三重交通のバス停があります。右には1時間に1本ある「島ヶ原温泉やぶっちゃの湯」の送迎バスの案内。「やぶっちゃ」は島ヶ原地方の方言で「みんな」という意味とのこと。鉄道旅の無事を感謝してお地蔵さんにご挨拶しました。

※2020年12月撮影

※鉄道の撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいています。撮影は何よりも安全が最優先。あくまでも業務・利用の邪魔にならないように、そしていつも感謝の気持ちを持って撮影しています。

(写真・文章/住田至朗)


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