※2022年3月撮影

トップ画像は、JR東海飯田線千代駅、単式ホーム豊橋駅側の急行「飯田線秘境駅号」。駅前から撮っていますが、文字通り駅前には何もないので秘境駅ファンはホームで写真撮影かな。

いよいよ秘境駅号も、最後の秘境駅です。15時2分千代駅に到着。出発は15時8分。あまり時間はありません。

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駅前からホームを見ています。

※2022年3月撮影

ここが駅出入口。使用済みきっぷ回収箱があります。奥は辰野駅方面。秘境駅ファンが駅名標をさわりに行っています。

※2022年3月撮影

駅前の眺めです。かつては右の川側に駅の駐輪場がありました。

※2022年3月撮影

やはり事前の案内放送で「千代駅の駅名標に触ると長生きすると言われています」と車掌さんが話したので駅名標には行列ができていました。出発間際に撮影。筆者もソッと触ってきました。(笑)

※2022年3月撮影

千代駅も三信鉄道が1932年(昭和7年)停留場として開業。国有化で飯田線の駅に昇格。国鉄分割民営化でJR東海の駅になっています。

豊橋駅を朝9時50分に出発した急行「飯田線秘境駅号」は、千代駅を出ると天竜峡駅に3分停車。終点飯田駅には15時半に到着。5時間40分の飯田線の秘境駅鉄道旅を満喫しました。

降り立った飯田駅。1992年(平成4年)に改築された赤白蒲鉾の様な駅舎が強烈です。飯田では、7年に一度という大宮諏訪神社の式年大祭が始まっていました。400年近い歴史を誇る「飯田お練りまつり」で飯田には3日間でのべ20万人の人が参集しました。

※2022年3月撮影

飯田駅の横には東海旅客鉄道(JR東海)飯田支店があります。

※2022年3月撮影

手前のテントは「お練りまつり」参加者受付です。

※2022年3月撮影

豊橋から乗って来た急行「飯田線秘境駅号」は、折り返し15時58分発の特急「伊那路4号」豊橋行になります。予め指定席券も買ってあるので豊橋駅に戻ります。豊橋着18時31分です。

生憎の雨降りでしたが、秘境駅はピーカンの青空よりも雨に濡れた風景の方が「雰囲気」だった様な気もします。

でも、楽しかったので次回は好天を狙って秋の紅葉の頃にまた乗りたいと思います。

JR東海の皆様、細やかな心遣いと配慮の行き届いた御案内ありがとうございました。

※木造駅舎などJR東海さんの許可をいただいて撮影しています。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)『長野県鉄道全駅 増補改訂版』(信濃毎日新聞社/2011)他を参照しています。

※鉄道撮影は鉄道会社、鉄道利用者、関係者などのご厚意で撮らせていただいているものです。鉄道を撮影する時は感謝の気持ちを伝えましょう。ありがとうございます。

(写真・文章/住田至朗)