福岡市から九州の東側を南下し、鹿児島へ向かう「東九州新幹線」構想。

1973年に基本計画に位置付けられながら、約半世紀にわたり目立った進展はありませんでした。しかし2023年に大分県が「久大本線ルート」(※)を提示するなど、近年では実現に向けた動きが活発化しています。

※東九州新幹線は博多から小倉駅(北九州市)までの経路を山陽新幹線と共有し、小倉から先は大分市・宮崎市を経由して鹿児島市へ向かう「日豊本線ルート」で検討されてきました。一方の「久大本線ルート」は大分から先こそ「日豊本線ルート」を踏襲しますが、最初は博多から新鳥栖まで南下し、久大本線沿いに大分まで向かうルート案です。

東九州新幹線鉄道建設促進期成会はこのほど、東九州新幹線の実現に向けたさらなる機運の醸成や、より広範囲への周知・PRを目指し、活動に使用するPRロゴマークの募集を開始しました。

デザインイメージとして求められているのは以下の2点です。

「東九州を走る新幹線を連想させ、PRできるものであること」
「東九州新幹線の実現がもたらす、夢や希望を感じさせるイメージであること」

募集は2025(令和7)年1月6日(月)まで。最優秀作品には賞状と副賞(商品券3万円)が与えられ、PRロゴマークとしてポスターやパンフレットなどに使用されます。優秀作品、佳作作品も含めた受賞者には、賞状と副賞を贈呈します。

東九州新幹線鉄道建設促進期成会は福岡県・大分県・宮崎県・鹿児島県・北九州市の4県1市の行政、議会及び経済団体等の代表者で構成される団体。

東九州地域における経済、文化の発展及び地域住民の福祉向上を図るため、東九州新幹線(北九州市~大分市~宮崎市~鹿児島市)の建設を促進することを目的とした活動を行っています。

(画像:宮崎県)

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