御鎮座1200有余年の下町の古社【駅ぶら05】京成電鉄 本線23

2022.09.16

※2022年5月撮影

トップ画像は、素盞雄神社、旧日光街道側の正面です。千住大橋駅からは徒歩7-8分でしょうか。

素盞雄神社は、荒川区南千住・三河島(現・荒川)・町屋・台東区三ノ輪の区内で最も広い氏子区域61ヶ町の鎮守です。

平安時代・延暦14年(795)に小塚の中の霊石が光を放ち、素盞雄大神(すさのおおおかみ)・飛鳥大神(あすかおおかみ)の両御祭神が御姿を現され神社創建の神託を授けました。

素盞雄大神の別名を牛頭天王(ごずてんのう)ということから、千住の「お天王さま」と親しまれ、また境内は「飛鳥の杜」と呼ばれています。

手水には深井戸から汲まれた御神水が流れています。飲用可能です。

※2022年5月撮影

社殿。奥に本殿があります。

※2022年5月撮影

瑞光石。神社が創建された起源となった奇岩です。この「瑞光石」のある小高い塚から「小塚原」の旧地名が起こり、周辺の「第〇瑞光小学校」などに旧地名が残されています。

※2022年5月撮影

これが小塚原富士。「瑞光石」のある小高い塚に、元治元年(1864)、富士塚を築き浅間神社がお祀りされました。

※2022年5月撮影

筆者が個人的に興味を持ったのは、この3基の庚申塔。

※2022年5月撮影

一番左、銘が延宝6年(1678年)の塔には庚申信仰と月待信仰が習合された如意輪観音と勢至菩薩が彫られています。中央は、聖観音が刻まれ庚申信仰と阿弥陀信仰の習合が見られます。寛文13年(1673年)の銘。右端は、少し新しく文化8年(1811年)の銘。庚申塔に頻繁に見られる青面金剛の文字です。

日光街道に戻ります。

※2022年5月撮影

では国道の東側を歩いて千住大橋駅に戻ります。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。


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