「歯みがき行動はムシ歯や歯周病などの予防だけでなく風邪などの感染症リスクを下げることにもつながる可能性がある」

―――そんな研究結果をライオンが明らかにした。

ライオン オーラルケア研究所 博士(歯学)城隆太郎 先生が公開した、具体的な衝撃事実が、これだ↓↓↓

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◆1日の歯みがき回数が多い人ほど、風邪を訴える割合が低かった

◆帰宅直後・外出時に歯みがきをする人は、風邪を訴える割合が低かった

◆風邪を訴える人に多い生活習慣として、睡眠、栄養、運動の問題に加えて歯みがき回数の少なさがあげられた

―――こうした調査結果から、「いつもの歯みがきだけでなく、帰宅時・外出時に歯みがきをプラスしてほしい」と城隆太郎 先生はいう。

上記3つの事実は、20~69歳 男女(週5日以上勤務する就労者)3288名を対象に、過去半年間に発熱などの風邪症状があったかどうか、生活習慣 口腔衛生習慣(歯みがき回数、タイミングなど)、食事・睡眠・運動・衛生習慣(手洗い、うがいなど)を調査した結果。

具体的に解析結果をみていくと↓↓↓

歯みがき回数が多いと、発熱・咳症状が起こりにくい

1日の歯みがき回数と風邪症状を訴えたかどうか(有訴)との関係では、「歯みがき回数が多いと、発熱・咳症状が起こりにくい」という結果に。

また、1日の歯みがき回数ごとの咳症状を訴えた人の割合(有訴率)は、「歯みがき回数が多いほど発熱・咳症状の有訴率が低い」ことが明らかに。

帰宅直後などの歯みがきが風邪のリスクを下げる

また、歯みがき実施のタイミングと風邪症状有訴との関係では、「帰宅直後などの歯みがきが風邪のリスクを下げる可能性」があると公表。

風邪を訴える人は、睡眠・栄養・運動の問題に加えて歯みがき回数が少ないこともわかった。

―――こうした調査結果は、ライオンが2022年6月9日に開催した「コロナ罹患者・非罹患者のオーラルケア実態 オーラルケアと感染症予防に関する研究結果 発表」で公表されたトピックス。

同発表会には、ライオン オーラルケアマイスター博士(学術)平野正徳 健康予防管理専門士、ライオン歯科衛生研究所 福田真紀 歯科衛生士も登壇。

平野正徳 先生は、「口は感染の入り口。うがい、手洗い同様、歯みがきも感染症予防には大切」と伝えた。

また、福田真紀 先生は、外出先での歯みがきについて、飛沫防止の観点から、「口閉じ歯みがき」を推奨。

―――いますぐ始められる、帰宅直後&外出先の歯みがき回数アップで感染症予防。日ごろの感染防止対策として、歯みがき習慣を変えいくことがポイントかも。