※2022年6月撮影

トップ画像は、「小岩菖蒲園」から江戸川橋梁を渡る上り電車。

「小岩菖蒲園」の北西に睡蓮の池があります。

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※2022年6月撮影

睡蓮の花期、花菖蒲と同じ頃なのですね。多くはないのですが、綺麗に咲いていました。

※2022年6月撮影

個人的に睡蓮の可憐な色彩に惹かれます。

※2022年6月撮影

一隅に「ムジナモ発見の地」という石碑がありました。

※2022年6月撮影

横の説明です。筆者は、ムジナモ、知りませんでした。

※2022年6月撮影

内容は以下です。

「水中にただようモウセンゴケ科の希少な食虫植物でムジナ(タヌキ)の尾に見立てて名づけられました。〈中略〉大正十年(1921)この地はムジナモ生育地として国の天然記念物に指定されましたが、数度の洪水で流失し、大正十五年(1926)に天然記念物の指定を解除されました。 平成二十五年三月修繕 江戸川区教育委員会」

補足します。植物学者牧野富太郎博士が、1890年(明治23年)江戸川河川敷用水池で発見。和名ムジナモを発表しています。日本では、農薬や水質悪化でほとんどが絶滅に近く、辛うじて栽培に成功していた個体が残ったことで種としての絶滅は回避されてる様です。

では土手の方から駅に戻ります。この時期はアジサイも綺麗に咲いています。手前には満開のツツジ。

※2022年6月撮影

京成線の南側から土手に上がりました。

※2022年6月撮影

小岩市川の渡し跡、小岩市川関所跡の案内看板がありました。

※2022年6月撮影

それよりも江戸川駅に戻る途中にあった「御番所町跡」の案内。駅から50mほど南です。やはり旧伊予田村だったと書かれています。関所が置かれたことから御番所町と称した様です。案内をゆっくり眺めると面白いです。

※2022年6月撮影

駅の手前には、北野神社。旧伊予田村の鎮守。明治以降、近隣の神社と合祀され倉稲魂命(稲荷神社)、菅原道真(北野神社)、素戔嗚尊(須賀神社)の三神が祀られています。

※2022年6月撮影

江戸川駅散歩、見どころ満載で充実していました。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京成電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。