真言宗総本山 教王護国寺 東寺と真言宗御室派総本山 仁和寺という、京都の世界遺産・国宝寺院に、水性マジックペンのみで無常の世界を描くアートが出現。

水性マジックペンだけで、こんなにダイナミックな“現代の江戸絵画”なる傑作ができあがるとは―――。

これ、7月19日~8月26日の39日間だけ夏の京都 東寺・仁和寺で開催される SETSUO KANO「MUJO」展。

2つの世界遺産・国宝寺院の風景にとけ込む「誰もみたことがない絶景」を

水性マジックペンのみで無常の世界を描く SETSUO KANO の作品が、2つの世界遺産・国宝寺院の風景にとけ込む「誰もみたことがない絶景」を、この夏に体感。

ことし4月に開催されたニコニコ超会議で発表され、オーディエンスを圧倒させた SETSUO KANO 作品は、密教の世界を伝えたかった空海や日本の武士(モノノフ)の精神にまでつながる世界。

今回は、圧巻の約50作品が京都の世界遺産・国宝寺院を彩る。

東寺と仁和寺、開催日程もコンセプトも違う点もポイント

この SETSUO KANO「MUJO」展、東寺(京都市南区九条町1)は7月19日~8月22日開催、コンセプトは「空」。

仁和寺(京都市右京区御室大内33)は8月10日~8月26日開催、コンセプトは「寂」。

2か所で異なるコンセプトの展示だから、その“違い”も体感したい。

同展示会は無料。拝観料や開門時間などの詳細は、各寺院公式サイトをチェックして、行ってみて。

◆東寺 – 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺
https://toji.or.jp/

◆世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺
https://ninnaji.jp/

江戸絵画の世界的蒐集家 SETSUO KANO とは

SETSUO KANO(加納節雄)は、2020年より日本を拠点に水性マジックペンのみを用い、自身の哲学である無常を創作意義として、五感を超えた感性と魂を描く表現者。

観る人の想いのままに感じてもらうことを大事に作品はすべて無題。江戸絵画の世界的蒐集家として本物を見極める観察眼と美意識、美学を併せ持つ。

JTB・JR東海・帝京大学・HIGASHI-GUMI によるMUJO京都評議会の想い

それぞれが、SETSUO KANO「MUJO」展にこう想いを込めている。

「前代未聞のこのアートプロジェクトを中心で味わい、KANO氏とともに『日本の美意識』を変えていきたい」 (「MUJO」プロジェクト横澤大輔 プロデューサー)

「世界中の人々を魅了する芸術が現れた。新たな交流時代に真の「感動」をもたらす作品になると確信している」(JTB 大塚雅樹 取締役 常務執行役員)

「日本の学校教育に強烈な波紋を投じるであろう芸術観。KANO氏は超人と言わざるを得ない」(帝京大学 冲永佳史 理事長・学長)