茶色に黄色帯の塗装が施された秩父鉄道のEL303号機(写真:秩父鉄道)

埼玉県の秩父鉄道と三重県の三岐鉄道は、旅客輸送・貨物輸送の両方を行う私鉄。そんな共通点を持つ両社がこのほど、電気機関車のコラボ塗装を実施すると発表しました。

今回のコラボでは、主に貨物輸送に使用している電気機関車の塗装を入れ替えます。対象車両は秩父鉄道が「EL303号機」、三岐鉄道が「ED454号機」です。

運行期間は秩父鉄道が2025年6月中旬から当面の間、三岐鉄道が同7月から当面の間。運行区間は秩父鉄道が秩父本線 羽生~三峰口間、三ヶ尻線 武川~三ヶ尻間、三岐鉄道が三岐線 富田~東藤原間。列車運用に関する案内は行いません。

今回のコラボは、鉄道貨物輸送が環境負荷低減やSDGsに貢献する輸送モードであることを広く知ってもらうために行うものです。秩父鉄道では6月21日に三岐鉄道カラー電気機関車の夜間撮影会を実施するほか、同日から記念乗車券を発売します。

【参考】三岐鉄道、ED45形電気機関車を登場当時イメージした茶色一色塗装に復元 10月に撮影会も(※2024年8月掲載)
https://tetsudo-ch.com/12974998.html

(鉄道ニュースや、旅行や観光に役立つ情報をお届け!鉄道チャンネル)

【関連リンク】