2019年秋に導入された東急目黒線新型車両3020系(画像:東急電鉄)

東急電鉄は2022年9月より、東急目黒線(目黒~日吉)の発車メロディを順次更新します。

目黒線の発車メロディは2000年の導入以来20年以上にわたり使用されてきましたが、来年3月に予定されている東急新横浜線の開業に合わせてリニューアル。東急新横浜線(日吉~新横浜)や、目黒線と相互直通運転を行う各社局線内の一部区間でも使用される予定です。

メロディーは2種類(上り線用・下り線用)で、東急電鉄と向谷実さんが新たに構想し、共同で制作します。上り線列車で使用するものには上行音階、下り線は下行音階を使用するなど、違いを明確化して上下線どちらの列車が発車するのか分かりやすくするということです。

また、ドアが実際に閉まる際に流れる音の要素を織り交ぜ、列車が出発することを潜在的に意識してもらえるよう工夫を加えたといいます。

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