※伊予鉄道700系電車 1987年(昭和62年)から1994年(平成6年)にかけて導入された元京王電鉄5000系電車。京王電鉄京王線は軌間が1372mmなので、1067mmの伊予鉄道用に台車の交換などが実施されました。後継の3000系導入で引退が始まっています。1編成が銚子電鉄に譲渡されました。銚子電鉄では京王時代のオリジナル塗装に近いイメージになっています。

【私鉄に乗ろう 71】伊予鉄道 郊外電車 横河原線 その3(13)

右カーブに駅があります。左に三角屋根の駅舎。見奈良駅と掲出されています。愛大医学部南口から0.8km。

島式ホーム1面2線です。

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「鉄道左側通行の原則」に反して1番ホーム(右側)が松山市・高浜方面。2番線に交換する列車が入線します。伊予鉄道610系電車は、1995年(平成7年)に導入された自社発注のオリジナル車両。アルナ工機製で2編成4両が製造されました。残念ながら今回は乗ることはできませんでした。

往路で撮った駅名標。1938年(昭和13年)開業。1981年(昭和56年)愛大医学部南口駅の開業に合わせて松山市駅側に100m移設されました。

0.7kmで田窪駅。単式ホームです。

往路で撮った駅名標。見切れてしまいました。1967年(昭和42年)に開業してから駅北部に住宅が多く建てられました。周囲は農地が広がっています。

農地があります。真っ直ぐ!

0.9kmで牛渕駅。伊予鉄道郊外電車で最も利用者の少ない駅。

駅名標。1899年(明治32年)開業。当初は田窪駅でした。1966年(昭和41年)に牛渕駅に改称されています。

国道11号線の下をくぐります。

【私鉄に乗ろう 71】伊予鉄道 郊外電車 横河原線 その4(14) に続きます。

(写真・記事/住田至朗)