※2022年8月撮影

トップ画像は、JR四国予讃線卯之町駅。まだオリジナルの駅舎を改修した木造駅舎が残っていると思って訪れたら、駅舎は解体後でした。2021年(令和3年)の年末に旧駅舎は仮囲いされて仮駅舎になった様です。筆者の訪問は、2022年8月6日。

1981年(昭和56年)の卯之町駅舎の写真があります。背後の山並みから位置が想像できます。管理人さんの許可をいただいてリンクしています。

筆者の情報が古かったことが原因です。NHK松山放送局が無人化される最後の日を取材した記事がありました。

※2022年8月撮影

NHKが鉄道誕生150年で過去の番組を放映している中で卯之町駅待合室の「愛の火鉢」を記録した番組を2022年10月の深夜に見ました。

駅前にはロータリーが整備されています。奥には西予(せいよ)市役所があります。

※2022年8月撮影

仮駅舎。

※2022年8月撮影

ホームへの出入口。

※2022年8月撮影

ホームに出て上り松山方面。

※2022年8月撮影

宇和島方面。上りホームへは構内跨線橋で渡ります。この日は旧駅舎が無くなっていたので跨線橋には上がりませんでした。

※2022年8月撮影

建設中の駅舎、屋根が見えました。

※2022年8月撮影

上りホームの駅名標。

※2022年8月撮影

卯之町駅は、1941年(昭和16年)開業。1987年(昭和62年)国鉄分割民営化でJR四国の駅になっています。2021年10月、駅は無人化。仮駅舎になり「愛の火鉢」はなくなりました。

2022年11月には新しい駅舎が完成する予定とのことでした。

下りホームの宇和島寄りから。公道跨線橋があります。

※2022年8月撮影

悄然と次の駅に向かって国道56号線を走っていました。法華津峠の辺りで素晴らしい眺望に出会って少し気分が復活しました。美しいものは心を慰めてくれます。

※2022年8月撮影 

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などはJR四国さんの許可をいただいて撮影しています。

※駅などについては『JR全線全駅』(弘済出版社/1997)、『週刊朝日百科 JR全駅・全車両基地01-60』(朝日新聞出版/2012-2013)、『山陽・四国920駅』宮脇俊三・原田勝正編(小学館/1993)、『停車場変遷大事典 国鉄 JR編1-2』(JTBパブリッシング/1998)他を参照しています。

※タイトルは『木造駅舎』ですが、厳密に「構造として木造建築」の駅舎ではなく、筆者が気に入った駅舎を恣意的に選んでいます。明らかに木造建築と異なる場合でも、煩雑を避けるためタイトルは【木造駅舎コレクション】で進行します。悪しからずご了承ください。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいています。