前面展望 明大前駅から下高井戸駅【駅ぶら】06京王電鉄 京王線031
※2023年4月撮影
トップ画像。各駅停車京王八王子行は、京王線明大前駅を出発します。
いったん上ります。左(南)側には、連続立体交差事業用地が続きます。
※2023年4月撮影
頂上を越えて少し下って行きます。
※2023年4月撮影
下がって平らになったところに下高井戸駅がある様な感じです。
※2023年4月撮影
踏切を越えると平坦になる様に感じます。
※2023年4月撮影
なぜか分かりませんがこの部分にだけ草が生えています。勾配標がありました。ここまでは下っていて、ここからは10‰の上りです。
※2023年4月撮影
下高井戸駅ホームは、右にカーブしています。明大前駅からの駅間は0.9km。
※2023年4月撮影
カーブが続きます。
※2023年4月撮影
京王八王子駅側にある橋上駅舎の下辺りでカーブが終わります。
※2023年4月撮影
下高井戸駅を出ると直線です。
※2023年4月撮影
大雑把に地図で京王線を見ると新宿駅から南西にほぼ直線で下高井戸駅まで進みます。下高井戸で右にカーブして北西に芦花公園駅まで直線。芦花公園駅では左にカーブして国領駅~布田駅辺りまで南西に直線で進みますが、また右にカーブ。ほぼ府中駅まで北西に直線で進むのです。府中駅まで直線が何度か軽く曲がった様な線路なのです。
府中から京王八王子駅までは、地図上でも比較的複雑に折れ曲がっています。
下高井戸駅は、1913年(大正2年)4月に開業しました。1937年(昭和12年)現在の日大文理学部が落成。1938年(昭和13年)3月にいったん「日大前」と改称されましたが、1944年(昭和19年)日大(当時は高等師範部)が募集を停止。6月「下高井戸」に戻されています。日大(高等師範部)は1947年(昭和22年)募集を再開しましたが駅名は変わっていません。戦後の新学制で大学が設置され1958年(昭和33年)には現在の日本大学文理学部になっています。
筆者は、日大文理学部に通う友人が複数いたので下高井戸にはよく(飲みに)来ました。半世紀近く前に通った懐かしい駅です。
次回から下高井戸駅の周辺を散歩します。
(写真・文/住田至朗)
※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。
※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。
※参照資料
・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)
・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他
下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました
・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)
・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)