※2023年7月撮影

トップ画像は、「分倍河原駅」下りホーム。乗って来た特急電車が出発。【駅ぶら】カットは「前面展望」と別のスケジュールで撮影しています。

下りホーム駅名標。

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※2023年7月撮影

駅は、1925年(大正14年)3月玉南電気鉄道株式会社が軌間1067mmで府中駅~東八王子駅間を開業した際に設置されました。当初駅名は「屋敷分」でした。当時の駅所在地名かな?

翌1926年(大正15年)12月京王電気軌道株式会社が玉南電気鉄道株式会社を合併。軌間を京王電気軌道に合わせて改軌して1928年(昭和3年)には新宿~東八王子間の直通運転が開始されました。

1928年(昭和3年)12月南武鉄道(現・JR東日本南武線)が「屋敷分」を開業。翌1929年(昭和4年)3月南武鐵道「屋敷分」との連絡のため京王電気軌道「屋敷分」は甲州街道際から現在の場所に移設されます。同年5月駅名を「分倍河原」に改称しました。

参照

下りホームから新宿駅方面。

※2023年7月撮影

ホームから階段を下りて改札口に向かいます。

※2023年7月撮影

改札口、右はJR南武線との乗換口です。

※2023年7月撮影

駅の構造が分かり難いので京王電鉄のサイトから「駅構内マップ」を転載します。赤い矢印が上の写真のカメラ位置。

改札口の外から。上りホームには正面の階段で線路の下をくぐります。

※2023年7月撮影

きっぷ売場は、JRと京王線が並んでいます。

※2023年7月撮影

きっぷ運賃表。「分倍河原駅」の駅番号は”KO 25″。

※2023年7月撮影

駅正面。左にJR南武線の改札口があります。

※2023年7月撮影

角度を換えてもう1枚。

※2023年7月撮影

次回に続きます。

(写真・文/住田至朗)

※駅構内などは京王電鉄さんの許可をいただいて撮影しています。

※鉄道撮影は鉄道会社と利用者・関係者等のご厚意で撮らせていただいているものです。ありがとうございます。

※参照資料

・『京王ハンドブック2022』(京王電鉄株式会社広報部/2022)

・京王グループホームページ「京王電鉄50年史」他

下記の2冊は主に古い写真など「時代の空気感」を参考にいたしました

・『京王電鉄昭和~平成の記録』(辻良樹/アルファベータブックス/2023)

・『京王線 井の頭線 街と駅の1世紀』(矢嶋秀一/アルファベータブックス/2016)