もこもことしたウサギをイメージした、小田急の子育て応援マスコットキャラクター「もころん」のはじめてのお出かけイベントが7日、海老名のロマンスカーミュージアムで行われました。

「もころん」は2023年8月23日にデビュー。小田急電鉄の交通サービス事業本部 宮原賢一 交通企画部長によりますと、小児IC運賃一律50円化(※1)や子育て応援車両の設定(※2)といったポリシーの具体化を進めていくなか、直にお子さまと触れ合えるような象徴的なキャラクターの必要性を感じ、昨年夏ごろに企画を始めたといいます。

名前は「もこもことした見た目」の「もこ」からいくつかの案を出し、語感の良いものを選定。「MOCORON」の3つの「O」には、「小田急(Odakyu)がお子さま(Okosama)を応援する(Ouen)」という想いが込められています。

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身体の青色は小田急のブランドカラーをイメージしたもので、手足やしっぽのオレンジは特急ロマンスカーの伝統色。GSE(70000形)をイメージしたポシェットをいつも身に着けており、電車でお出かけしたりお友達と遊ぶことが大好き。

今後は鉄道系に限らず様々なイベントや駅でのグリーティングへの参加を予定しており、小田急の子育て応援サイト「FunFanおだきゅう」内の「もころんの部屋」でお知らせしていきます。なお、もころんをモチーフにしたグッズなどの販売については検討中とのことでした。

もころんを紹介する宮原交通企画部長
「ロマンスカー・VSEで行く、小田急マスコットキャラクター”もころん”とふれあいツアー」の参加者とRSEの前で記念撮影

※注1……2022年3月12日、全国の鉄道で初めて小児用IC運賃を小田急線内一律50円に低廉化。2022年度の小児ICの利用者数は対前年+45.3%と大きな伸びを示しています。

※注2……2022年3月に通勤車両へ導入。ベビーカーなどで乗り降りが大変な方や赤ちゃんが突然泣き出したりするのが不安という方も気兼ねなく利用できる車両として設定されています。2023年4月からは子育てに関する温かみのあるエピソードを車内でマンガ仕立てで紹介し、見守り機運をさらに高めています。

記事:一橋正浩

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