中央線 E233系 10両編成に、2両の新造グリーン車を組み込み、グリーン車つき12両編成で運行させるプロジェクトが、また一歩前進。

JR東日本は10月20日23時頃から22日4時20分頃にかけて、グリーン車導入に向けて、高尾駅の線路切換工事を実施。

この工事にともない、10月21日19時20分頃から終電まで、中央快速線 八王子〜高尾のすべての列車を運休し、同区間で19時00分頃からバスによる代行輸送を行う。

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また、高圧電気設備の工事により豊田〜八王子は一時的に約30分、高尾〜相模湖は一時的に約70分運休となる時間帯がある。

さらに、運休する時間帯や区間以外でも、東京〜大月で終日にわたり行先や列車種別の変更、運転本数が減少する時間帯や区間がある。

この工事に合わせたダイヤ変更で、京王電鉄、西武鉄道、多摩モノレールの全線に終日振替輸送を実施する。

いっぽう、中央線 特急列車は、下りは新宿駅19時00分発の あずさ49号 以降、上りは松本駅17時20分発（甲府駅18時35分発）の あずさ50号 以降の特急 あずさ かいじ で運休や発着駅の変更がある。

高尾駅は線路配置が大きく変わる

電車12両化にあわせ、中央線 電車の“西の拠点”である高尾駅は、ホーム有効長を12両化すべく、東京寄りにホームを延長。

ホーム北側にある電車留置線も、その線路本数を減らし再配置、曲線の配置も変更し、12両化に対応させている。

また、東京寄りにこの電留線へ入れるための引き上げ線もある。この引き上げ線も橋脚を新たに新設し、東京寄りに延伸させているのがGoogleマップで確認できる。

―――中央線 グリーン車導入に向けた高尾駅 線路切換工事にともなうダイヤ変更・振替輸送などの詳細は、公式サイトへ。
https://www.jreast.co.jp/hachioji/takao-koji/