「はたらく人」一人ひとりを「ファースト」に考えていく企業を称える「はたらく人ファーストアワード2023」(主催:ミイダス・朝日新聞社、後援:経済産業省)の授賞式が、浜離宮朝日ホールで2月21日に開催され、ミイダス 後藤喜悦 代表取締役社長、朝日新聞社 メディア事業本部 アカウントソリューション担当 渡部秀一 本部長、審査員の fermata 杉本亜美奈 代表、ツギノジダイ 杉本崇 編集長、トイトイ 永島寛之 CEO、morich 森本千賀子 代表らが登壇。

はたらく人ファーストアワード2023 に受賞した企業は、社会医療法人三宝会(大阪府)、株式会社7Reasons(東京都)、株式会社エコノワ(岐阜県)、タカセ不動産株式会社(大阪府)、株式会社クロダハウス(石川県)、株式会社トラスト山倖(岐阜県)、株式会社大和工務店(宮城県)、可児建設株式会社(愛知県)、社会福祉法人独歩(埼玉県)、社会福祉法人大東会(静岡県)など。

チョコレートプラネット 長田庄平・松尾駿も駆けつけ、みんなで受賞企業を称えた。

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―――これら企業への授賞理由や、受賞企業の想いについての前に、はたらく人ファーストアワードについて。

ミイダスが新たな評価観点サーベイを無償提供しアワードを開催

「はたらく人ファーストアワード」とは、ミイダスと朝日新聞社が共催する、多様なはたらきがいを認め「はたらく人」一人ひとりを大切にする企業を支援するための企業表彰。

はたらく人ファーストアワードを通して従業員を大切にしている企業の取り組みを発信していくことで、すべての企業において、より「はたらく人ファースト」なはたらき方を推進していくことを目的とし、企業規模に関わらず挑戦ができるよう、完全無料で参加できる点が特徴。

昨今「はたらきがい」も多様化がすすみ、一人ひとりの「はたらきがい」をより尊重して、はたらく人のホンネにきちんと耳を傾けることが大切だと考えられている。

また、はたらきがいと従来のエンゲージメントサーベイに関する実態を2023年6月に調査したところ、コロナ禍以降「はたらきがいが多様化している」と回答した人は 81.1%に。約9割が、今後「はたらきがい」の多様化を促進するべきとも回答した。

さらに、回答者の 4人に 1人が従来のサーベイでは「自分の意見を伝えられていない」状況で、その理由として、「回答しても改善や反映に繋がらない」と思っているといった課題も浮き彫りに。

そして従来のサーベイでは主観と客観が入り混じり正確な課題把握や従業員の状況把握が困難になっている、従業員ごとのニーズをしっかりと把握できていない可能性があると判明した。

そこで、ミイダスは新たな評価観点(主観と客観による質問、項目の重要度ヒアリング)を用いた「はたらきがいサーベイ」の無償提供とともに「はたらく人ファーストアワード」を開催。

初年度の2023年は1,009社の応募があり、さらに、「はたらく人ファースト」に賛同した「はたらく人ファースト宣言」企業は 1,224社を記録した。

今回の授賞式では、Goldを受賞した3社をはじめ、Silver受賞企業などがステージに。

Gold 社会医療法人三宝会

<受賞理由>

「笑顔で日本一の職場を目指す」精神のもと、従業員一人ひとりの個性が活かされる職場づくりを高く評価しました。

古民家での農業支援や温泉ビジネスなど、福祉医療以外の新規事業の展開や病児保育が可能な保育園の設置などの革新的な施策は、地域とともに成長する姿勢を示しています。

コンパニオン アニマルの導入などユニークな施策や院内チャットの活用により、医療福祉業界における離職率の低下と応募者増加に貢献など、同業界にとって参考となる価値ある取り組みです。

Gold 株式会社7Reasons

<受賞理由>

創業以来フルリモート勤務を基盤とした、週1回の個別面談やオンライン上に設置した仮想オフィスでのコミュニケーション促進に対し、新規性ある取り組みとして評価しました。

従業員の仕事観や人生観を重視した面談、クライアントとの食事会を通じて直接感謝の言葉を聞く機会を提供することで、はたらきがいに直接結びつけています。

リゾート他でのワーケーション(会社補助あり)を推奨し、「お疲れ様会」をはじめとした社内イベントを定期的に開催することで、フルリモート体制下でも従業員間の結びつきを強化した結果、業績の右肩上がりと従業員のスキルアップや能率向上に反映されていると高く評価しました。

Gold 株式会社エコノワ

<受賞理由>

従業員がチームごとに経営計画を策定し、人件費と利益をもとに経費や自身の給与を逆算して決定する、独自の「給与会議」は興味深い取り組みでした。

従業員自らの給与について決定権を持ち、会社の利益構造を理解することで、自身の役割をより明確に把握できるようになり、経営者マインドをつくる上でも良い影響がありそうです。

非常にコントロールの難しい制度ですが自走できる従業員が増え、定着率の向上などにつながっている点を評価しました。

また、従業員が仕事をする上で重視している各々の価値観を理解し、相互理解を深めることで組織内の対話や1on1を雰囲気で終わらせずに目的ベースで実施している点が素晴らしいと感じました。

ミイダス 後藤喜悦 代表「企業のいい事例をどんどん発信」

「今回のはたらく人ファーストアワードで、各企業のプレゼンテーションや、授賞理由を議論したりなどで、たくさん学びました。

最初この企画が出たときは、『受賞企業は都心の企業が多くなるんじゃないか』とか『大企業が多くなるんじゃないか』みたいな意見もありました。わたしもややそういう心配もありました。

ところがフタを開けてみれば、本当に自分の心配が恥ずかしくないぐらいの結果になりまして、エリアとか地域とか、企業規模に関係なく、日本中のあらゆる企業がほんとうに良い取り組み、最先端の取り組みを実践していることに、驚かされました。感動いたしました。

そして、こういう企業のいい事例っていうのは、どんどん発信していかなきゃいけないなと確信しました。

この『はたらく人ファーストアワード2023』で、良い人材の採用力が高まったり、企業の成長につながるとも信じています」(ミイダス 後藤喜悦 代表)

長田「優秀な人材を確保するには、はたらく人ファーストが大事」

「人材は大事と身近に感じています。優秀な人材を確保するには、はたらく人ファーストが大事だと、このアワードに参加して実感しました」とチョコプラ長田庄平がいうはたらく人ファーストアワード2023の詳細は、公式サイトをチェック↓↓↓
https://corp.miidas.jp/landing/hatarakuhito_first_award/2023

「表彰された10社以外にも、すばらしい会社がいっぱいあると思います」(松尾)

「働く人がのびのびと働ける環境がもっと整うように願っています」(長田)

ミイダス「はたらきがいサーベイ」4つの特徴

中途採用サービス『ミイダス』の「はたらきがいサーベイ」は、はたらく人のエンゲージメントをアンケートを通して集計することで、会社の「はたらきがい」を正確に算定することができるサーベイ。

会社がはたらく人のはたらきがいを引き出す環境を作れているかどうかも定量的に評価できる。

この「はたらきがいサーベイ」は無償で提供され、中小企業をはじめとする調査のために割ける費用や人材が不足している企業や、調査ノウハウが不足している企業にも導入しやすく、はたらく人一人ひとりを大切にする企業に価値を提供できる。

【特徴1】従業員のはたらきがいを可視化することで、パフォーマンス向上や離職の未然防止へのアクションがとれる

「はたらくことへの動機づけ」や「評価に対する納得度」といった従業員の満足度に関する生の声を集めることで、従業員のはたらきがいを把握し、課題を特定できる。不満の解消にいち早く取り組み、はたらきやすい環境を作れる。

【特徴2】従業員のエンゲージメントを、主観的な評価と客観的な評価に区別して集計することによって、その企業の「はたらきがい」をより精度高く「見える化」できる

これまでのサーベイでは、一つの質問に対し、回答者によって、「私はそう思う(主観)」、「他の社員が思っている(客観)」、「私も他の社員も思っている(主観と客観の併用)」という3種の回答パターンが混在していた。「はたらきがいサーベイ」では、質問を「主観」と「客観」に分けることで、回答者の立ち位置を明確化し、サーベイの精度を向上、より本音の回答が得られる。

【特徴3】従来のサーベイでは得られない「従業員が会社や組織に対して求めるもの」が確認できるので、解決すべき課題の優先順位が明確にわかる

「満足度」と同時に従業員が「求めるもの」がわかることで、質問ごとの満足度が高いかどうかだけでなく、従業員から「どれほど強く求められているか?」が明らかになる。そのため、組織課題の特定と解決策の優先順位づけを精度高く行える。

【特徴4】「はたらきがいサーベイ」の利用で企業が行うことはたった3つ

(1)担当者が「はたらきがいサーベイ」の実施情報を設定(実施日・回答期限・サーベイ対象者の設定)
<システムから設定した実施日に、「はたらきがいサーベイ」のアンケートを自動配信>
(2)対象者が回答期限までにアンケートに回答
(3)担当者が回答結果を確認

◆ミイダス「はたらきがいサーベイ」
https://corp.miidas.jp/landing/engagement_survey

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