
渋谷駅直結の商業施設「渋谷ヒカリエ」のすぐ隣、再開発を控えた渋谷二丁目のの暫定利用地に、昭和レトロなスナック文化を体験できる新スポット「渋谷 スナック横丁」が2026年12月上旬オープンします。
東急と東急レクリエーション、そして全国1,400軒以上のスナックを巡った“スナ女”率いる「オンラインスナック横丁」がタッグを組んだのがこのプロジェクトです。敷地内にはスナック風デザインのトレーラーハウス4台が並び、Z世代や訪日外国人、スナック初心者でも安心してマスターやママとの会話・交流を楽しめる空間が登場します。
今回は、詳しいオープン場所から「いつまで営業するのか」の再開発スケジュール、初心者の楽しみ方まで詳しく解説します。仕事帰りの一杯にも、渋谷で遊んだあとの二軒目にも、帰りの電車に乗る前のひとときにもぴったりの場所になりますl。
場所は渋谷駅直結「渋谷ヒカリエ」の隣、渋谷二丁目22番14号の再開発計画地

所在地は東京都渋谷区渋谷二丁目22番14号です。東急の発表では「渋谷ヒカリエに近接する再開発計画地」で、オフィスワーカーや買い物客、観光客、訪日外国人など、さまざまな人が行き交う場所とされています。
公開された位置図では、渋谷駅の東側、渋谷ヒカリエの南側に新たな横丁ができる事になります。渋谷ヒカリエはJRや地下鉄の渋谷駅と直結しているので、電車を降りてからそのまま向かえる立地です。駅からすぐの場所なので、電車に乗る前に立ち寄るにも最適な場所に位置しています。
スナック店舗をイメージしたトレーラーハウス4台が並ぶ

横丁をつくるのは、スナック店舗をイメージしてデザインした4台のトレーラーハウスです。公開されたイメージ図では、「渋谷スナック横丁」のネオンを掲げたゲートの奥に、レンガ調の小さな店が連なっています。
昭和から受け継がれてきたスナック文化の温かさや人と人とのつながりを、令和のエンターテインメントとして組み立て直すのがねらいです。オンラインスナック横丁文化の五十嵐真由子代表は、オフィスワーカーや観光客、スナックに初めて触れる人が「安心して扉を開け、会話を楽しみ、また誰かを連れて訪れたくなる。そんな“小さな横丁”をつくっていきたい」とコメントしています。

スナックは一人で扉を開けるのに勇気がいる場所ですが、横丁形式なら何軒かを見比べながら選べそうです。
【概要】渋谷 スナック横丁
名称:渋谷 スナック横丁
所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目22番14号(渋谷ヒカリエ近接地)
開業:2026年12月上旬(予定)
店舗:スナック店舗をイメージしたトレーラーハウス4台
店舗運営:オンラインスナック横丁株式会社
営業時間・料金:未発表(2026年10月5日時点)
再開発が始まるまでの期間限定、いつまで営業するかは未発表
この場所は、再開発に着手するまでの「暫定利用地」です。東急は、限られた期間の空き地をただの空き地で終わらせず、人が集まって会話が生まれる場にすることで、夜の経済(ナイトタイムエコノミー)を盛り上げたいとしています。
では、いつまで楽しめるのでしょうか。営業期間の終わりや再開発のスケジュールは、執筆時点ではまだ発表されていません。営業時間や料金、4台それぞれのお店の中身などが気になる方は開業日のお知らせを待ってから出かけるのが確実です。
トレーラーハウスは移動することができるため、東急線沿線を中心としたイベントにも出ていく予定だといいます。東急は、ここで積んだ運営のノウハウを今後再開発の準備で空き地になる区画のにぎわいづくりにも生かす考えです。その先の再開発計画でも、スナックを中心とした地域に愛される「盛り場」をつくることを目指しています。
仕掛け人は全国1,400軒以上のスナックを巡った“スナ女”、東急のエンタメ事業の一環
オンラインスナック横丁文化は、全国1,400軒以上のスナックを訪れた“スナ女”こと五十嵐真由子さんが代表を務める会社です。2020年の創業以来、全国のスナックと組んだ観光ツアーや企業研修、地域イベントのプロデュースなどを手がけてきました。
今回の横丁は、東急がエンターテインメント事業で展開するブランド「東急エンタメイト」の取り組みのひとつです。ブランドのコンセプトは「まちも、人も、好きが動かす。」。東急と東急レクリエーションは、渋谷の街の魅力をさらに高める交流の場として、この横丁を育てていく考えです。
再開発でどんどん減っていく、小さなお店やスナック集合のビル

近年では首都圏でも駅前の再開発が盛んに実施されています。新しく大きな立派な高層ビルが駅前に建ち、元々そこにあった居酒屋やスナックなどが入っていた中規模の雑居ビルや、細い路地に小さなお店が立ち並ぶ飲み屋街は、駅前ではほぼ見られなくなってしまいました。
それにより駅前は、見た目は確かにきれいにはなったのかもしれませんが、その駅ならではの独特の雰囲気を感じる場所が無くなり、全国チェーンのカフェや雑貨店、飲食店がどこの駅の前にもあるような、画一的で無機質なつまらない街が増えてしまったと感じている方が多いように感じます。
今回の暫定でのスナック街のような取り組みでにより、少しの期間でも、渋谷駅の近くにも昔のような夜の活気が戻ってくることを期待しましょう。
ヒカリエの隣の小さな横丁で、スナックの扉を開けてみてはいかがでしょうか。
(画像:東急)
鉄道チャンネル編集部
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