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富山・魚津市の新庁舎は「公園に浮かぶ庁舎」、3階に公園を一望する展望デッキも!基本設計案を公表、2030年度開庁めざす、どんな建物?

魚津市新庁舎と市役所前公園の完成イメージ
新庁舎と市役所前公園の完成イメージ。奥に北アルプスの山並みが描かれています(画像:魚津市「魚津市新庁舎整備事業 基本設計図書 概要版(案)」より)

富山県魚津市の新しい市役所の姿が見えてきました。デザインの方針は「UOZU まちなかパーク -公園に浮かぶ庁舎-」。魚津市は2026年10月7日、新庁舎の基本設計図書(案)を公表し、市民からの意見募集を始めました。新庁舎は2030(令和12)年度の開庁をめざしており、概算事業費は約78.3億円です。
1階は窓口を集めた「まちに開かれた街のリビング」、3階の議会フロアには公園を一望する展望デッキを設けます。休日も使える市民スペースや、軒下の全天候型の広場もつくる計画で、市役所前公園と一体の、まちなかの憩いの場をめざします。
建物の規模や各階の使い方、災害への備え、開庁までのスケジュールもあわせてご紹介します。

地上3階・延べ約6,000㎡、1階に窓口を集約

新庁舎は、いまの市役所がある魚津市釈迦堂一丁目に建てます。敷地は約10,950㎡で、このうち約6,100㎡は市役所前公園です。建物は地上3階建て、高さ約16m、延べ面積は約6,000㎡の計画です。

公園側から見た魚津市新庁舎のイメージ
公園側から見た新庁舎のイメージ。芝生の広場と庁舎がひと続きになります(画像:魚津市「魚津市新庁舎整備事業 基本設計図書 概要版(案)」より)

【魚津市新庁舎(基本設計図書案)】
所在地:富山県魚津市釈迦堂一丁目10番1号
敷地面積:約10,950㎡(市役所前公園約6,100㎡を含む)
構造・階数:鉄骨造(免震構造)、地上3階
延べ面積:約6,000㎡
高さ:約16.0m
駐車場:172台(来客用103台、公用車用69台)
駐輪場:職員用30台、来客用12台

フロアは、市民・執務・議会の3層にはっきり別れます。
1階は「まちに開かれた街のリビング」。主要な窓口を1階に集め、ワンフロアで用事をすませられるようにします。待合のスペースは、市民がふだん使いできる滞在空間も兼ね、市内の情報や地域の魅力を発信する場にします。個室の相談室も充実させます。
2階は、組織をまたいで職員が交流できる執務室です。3階は議会フロアで、公園を一望できる展望デッキを設けます。

公園と庁舎をつなぐ「まちなか回廊」、休日も開かれた庁舎に

新庁舎は、市役所前公園と一体で整備します。庁舎と公園、まちをつなぐ「まちなか回廊」を通し、公園と一続きの居心地のよい待合空間や、軒下を生かした全天候型の広場を設けます。

休日にも利用できる庁舎とし、休日に使えるエリアは区画を分けて、安全に市民が利用できるようにします。雨や雪の日でも、軒下の広場なら子ども連れでも過ごしやすくなりそうです。

免震構造で震度7程度に備え、千年に一度の水害でも浸水しない

災害への備えも、新庁舎の大きなテーマです。いまの庁舎は完成から50年以上がたち、耐震強度の不足や老朽化、バリアフリーへの対応などの課題を抱えています。

新庁舎は免震構造を採用し、震度7程度の地震を想定した構造計画とします。大地震のあとも、建物の構造体を補修せずに使い続けることを目標にしています。1階の床の高さは、千年に一度の規模の大水害でも浸水しないレベルに設定します。災害対策本部の機能を集め、非常用の電源や通信、給水のバックアップも確保します。

環境面では、地中熱の活用や自然採光・自然通風を取り入れ、省エネ性能を示す「ZEB Ready」の取得をめざします。

富山県魚津市の風景
富山県魚津市ののどかな風景(写真:PIXTA)

2030年度に開庁、意見募集は11月6日必着

基本設計図書(案)の概要版によると、新庁舎の建設工事は約27か月の予定です。新庁舎は2030(令和12)年度に開庁し、そのあと現在の本庁舎を解体して駐車場や付属施設を整え、2031(令和13)年度中に関連する整備を終える予定です。
概算事業費は約78.3億円で、内訳は新庁舎の建設工事62.7億円、既存庁舎の解体工事5.7億円、外構工事2.0億円などです。公園工事や各種システムの導入費は含みません。

パブリックコメント
募集期間:2026年10月7日(水)〜11月6日(金)必着
提出できる人:市内に住む・働く・学ぶ人、市内に事務所や事業所がある個人・法人など
提出方法:意見提出用紙を郵送、ファクス、電子メール、持参(魚津市役所2階 財政課)のいずれかで
問い合わせ:魚津市 財政課 新庁舎整備室(0765-23-1088)

新庁舎の案内図には、あいの風とやま鉄道の魚津駅と、富山地方鉄道の新魚津駅が近くに描かれています。開庁すれば、駅に近い公園つきの市役所として、魚津のまちなかの新しい立ち寄り先になりそうです。魚津を訪れる機会があれば、生まれ変わる市役所前の公園にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
(画像:魚津市)

鉄道チャンネル編集部
(旅とおでかけ!鉄道チャンネル)

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