福島駅付近に12階建ビル、8月着工…阪神とJR西が初の共同開発
阪神電鉄とJR西日本が初めての共同開発――。両社は、阪神電鉄所有の大阪市福島区の福島5丁目部分と、その土地に隣接するJR西日本所有の同7丁目部分を、ホテルと商業施設が入居する複合ビルとして、初めて共同で開発。2017年8月に建築工事を着工し、2019年春の開業をめざします。
両社がそれぞれ所有する土地は、大阪環状線の福島駅からは徒歩3分、阪神本線福島駅から徒歩6分という立地。両社共同開発にいたった経緯についてこう伝えています。
「その土地の形状などから、十分な活用が図られてないことを受け、土地の高度利用を目的とする協議を進め、共同で一体的に開発する計画の合意にいたった」
ビルは地上12階建て、ホテルと商業施設で構成。ホテルゾーン(地上1~12階)は阪急阪神ホテルズが入居する予定。商業ゾーン(地上1~3階)は、阪急オアシス(エイチ・ツー・オー リテイリンググループ)を予定しています。
事業主体は阪神電気鉄道とJR西日本不動産開発。敷地面積は2584m2(阪神所有1785m2、JR西所有799m2)、延床面積は1万1079m2です。