「201系電車」の特別展示が京都鉄道博物館で行われます。展示期間は2025年5月16日~22日、本館1F「車両のしくみ/車両工場」エリア。展示車両はクハ200形91号車+クハ201形91号車、モハ200形193号車+モハ201形193号車の4両。

201系は国鉄時代に登場した直流電車。電気子チョッパ制御を採用した省エネが特徴の通勤形電車で、国鉄分割民営化によりJR東日本・JR西日本にそれぞれ継承されました。

JR東日本ではすでに全車両が引退済み。JR西日本では今年3月まで大和路線で活躍を続けていましたが、ダイヤ改正で運用を終了しています。

京都鉄博では、今回の展示期間中の一部日程で4色ラッピングを行い、201系電車が過去にまとった塗色を部分的に再現。可能な範囲で前頭部をN30工事施工前の原形に近づけるといいます。

また、吹田総合車両所奈良支所で最終交番検査を行った様子をモニターで放映、22日の出線時にありがとうセレモニーを開催するなど、様々なイベントを企画。201系電車を保守していた吹田総合車両所奈良支所社員による、“鉄分濃いめの方”にオススメの解説ツアーなども予定されています。

グッズ販売や入館券の詳細については京都鉄博のホームページをご確認ください。

(画像:京都鉄道博物館)

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