JR東海、発電・蓄電 試験電車を新造 特急ひだ・南紀 向け

2017.06.07

エンジンで発電し、モーターで駆動する――。JR東海は、特急 ひだ・南紀 で活躍するキハ85系気動車を置き換えるハイブリッド方式特急車両 試験走行車 4両編成1本を2019年末に導入。形式名などは伝えていません。

駆動方式は、エンジンによる発電とブレーキ時に蓄電した電力で、モーターを回すハイブリッド方式。JR東海は、同方式のメリットについて、「モーター走行により気動車特有の回転部品が不要」「モーター走行により気動車特有のギアチェンジが解消され、乗り心地が向上」「エンジン数の削減(1両あたり2台→1台)、駅停車時のアイドリングストップで、静粛性や乗り心地が向上」「蓄電池に貯めた電力を加速時や停車時に使用することで、燃費が約15%向上」「電車と同様の機器を採用することで、メンテナンス時の負荷を軽減するとともに、コスト低減」などをあげています。

この試験車両は、次期特急車両に必要なハイブリッド技術の確立に向け、基本性能試験、長期耐久試験などを1年間にわたり実施。その結果をふまえ、2022年度を目標に量産車を投入する計画です。また、ハイブリッド方式の鉄道車両として「国内初の最高速度120km/h での営業運転を目指す」と同社は伝えています。


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