諏訪川原停留場からわずか0.1kmで安野屋停留場。

安野屋というお店があるのかと思ったら停留場所在地名が安野屋町でした。

この先、神通川を渡る富山大橋が2012年(平成24年)に完成したことでこの停留場から大学前までは単線でしたが複線化され、停留場が140m丸ノ内方面に移設されたので駅間が100mしかないのですね。

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2012年(平成24年)に旧橋の北側に架けられた新しい富山大橋。全長は466m。

神通川上流(南)を見ます。

466mの富山大橋をはさんでいるので富山トヨペット本社前停留場までの駅間は1kmあります。

富山トヨペット本社前(五福末広町)停留場。

駅名の変遷はなかなか複雑です。1916年(大正5年)に富山電気軌道の富山大橋西詰停留場として開業しました。1926年(昭和元年)越中電気軌道(後に射水線)が開通し聯隊橋駅が開業、聯隊橋駅が新富山駅に改称されました。それにともない富山大橋西詰停留場から新富山駅前停留場に改称されます。1980年(昭和55年)射水線が廃止され新富山駅前停留場は新富山停留場に改称。2012年(平成24年)新しい富山大橋の完成にともなって停留場が120m大学前寄りの五福交差点東詰に移設され、2015年(平成27年)に富山トヨペット本社前(五福末広町)停留場に改称されました。

五福交差点を渡ります。大学前停留場から来た7017号とすれ違いました。

五福末広町交差点、左に広大な五福公園が広がります。

0.4kmで大学前停留場。停留場の手前で複線から単線になります。

富山大学五福キャンパスがあるので大学前停留場ですが、富山大学の正門までは300m離れているため延伸も計画されている様です。

このまま丸ノ内停留場まで戻って環状線に乗り換えます。

駅名標。

1時間以上乗った7015号から丸ノ内停留場で下車しました。親切な運転士さんにお礼を言って富山駅方面に向かう車両を見送ります。

丸ノ内停留場で環状線に乗り換えます。【私鉄に乗ろう 47】富山地方鉄道市内軌道線 その5 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)