3100

1964年(昭和39年)から50年以上にわたって活躍してきた阪急電鉄3100系、最後の1編成がいよいよ7月に引退します。

3100系は3000系を比較的低速の宝塚線用の仕様(主電動機や歯車比を替えた)の車両で40両が製作されました。1996年(平成8年)には4両が能勢電鉄に譲渡されています。

3000系(3100系)は1967年に阪急電鉄が実施した架線電圧の昇圧(600Vから1500V)に備えて設計された車両でした。

阪急電鉄からのメッセージです。

「日本の高度経済成長期に、ご乗客の増加に対応するための様々な施策の中、架線電圧の昇圧という大仕事の陰の立役者として誕生・活躍した3100系に惜別の思いを込めて、「おつかれさま」「惜別」のヘッドマークを掲出します。」(阪急電鉄ホームページから引用)
阪急3100
写真:阪急電鉄ホームページより

掲出期間(予定):2016年6月17日(金)午後~7月8日(金)

懐かしい車両がまた去って行きます。