阪神武庫川駅東側の高架下商業施設「(旧)武庫川ショッピングセンター」が2025年8月8日(金)、『651 MUKOICHI(ムコイチ)』としてリニューアルオープンします。当日は縁日をテーマにした記念イベント「MUKOICHI夜市」も開催され、街に新たな賑わいを創出します。

約半世紀の歴史を持つ高架下施設が刷新

「(旧)武庫川ショッピングセンター」は1971年に開業し、およそ半世紀にわたり地域に親しまれてきた小さなアーケードです。約3年にわたる高架柱の耐震工事にあわせ、施設の美装化や刷新などの工事を行っていましたが、これらの工事が無事に完了したことから、新たな店舗を加えて生まれ変わります。

「651 MUKOICHI」の外観は温かみのあるレンガ調となり、アーケードテントや舗装も一新。現代的な新しさと、昔ながらの親しみやすさが調和した空間を目指しました。

阪神武庫川駅東側の高架下商業施設「651MUKOICHI(ムコイチ)」の外観(イメージ)

新名称「651 MUKOICHI」に込められた想い

新しい施設名称「651 MUKOICHI」は、地域への愛着が込められた「MUKO(武庫川)」と、かつての賑やかな「市場」の記憶や「一期一会」の出会いを表す「ICHI」を組み合わせたものです。

鉄道の高架柱には、名称を数字の語呂合わせにしたグラフィック「651」が描かれ、懐かしい記憶を新しい世代へ繋いでいくという想いが込められています。

「651」のペイント装飾した鉄道の高架柱(イメージ)

個性豊かな店舗が集うA棟と生活を支えるB棟

「651 MUKOICHI」は、「賑やかに楽しめる個性豊かな店舗が集うA棟」と「日々の暮らしをサポートする生活関連サービスが充実したB棟」、そして新設の駐車場C棟で構成されます。

A棟には、青果店「噂の八百屋」、居酒屋「スタンドらんぶ」、雑貨・家具屋「ANTENNA」、ブティック「Rose」に加え、ラーメンの名店「ストライク軒」の新業態である「ムコウガワ製麺所」が入ります。

A棟テナント(イメージ)

B棟には、既存の「山井歯科」や、移転リニューアルしたドラッグストア「ココカラファイン」が軒を連ねるほか、2025年秋にはさらに1店舗がオープン予定です。

B棟テナント(イメージ)

オープン記念「MUKOICHI夜市」で縁日気分を

リニューアルを記念し、オープン当日の8月8日(金)16時~21時に、イベント「MUKOICHI夜市」が開催されます。会場では、A棟の各店舗による軒先屋台が登場するほか、電子工作チーム「ヅカデン(宝塚電子倶楽部)」が製作したオリジナルのネオンサインや提灯が夏の夜を彩ります。

「651 MUKOICHI・夜市」のイベントチラシ(イメージ)

当日16時以降に500円(税込)以上の買い物をした方を対象に、各店のお得な「サービスチケット」や「オリジナルトートバッグ」が100名に当たる抽選会も実施されます。

ラーメン店ではトーク&DJイベントも

「ムコウガワ製麺所」の店内では、スペシャルイベントも開催! 19時から同店のオーナーである芦田氏と、食べログの有名レビュアーである食獣まろ氏によるクロストークイベント「ムコウガワVol.1-ラーメンのムコウガワー」が30名限定で行われます。

16時~21時には、DJ YOKU氏やNAO NOMURA氏など関西を代表するDJアーティストによるスペシャルDJプレイも楽しめます。

651 MUKOICHIの概要

「651 MUKOICHI」は、阪神武庫川駅の東改札口から東へ約150m進んだ高架下に位置しています。敷地面積は約2,208平方メートル、建物面積は約1,720平方メートルで、8店舗(うち1店舗は2025年秋オープン予定)が営業。営業時間は店舗により異なり、10台収容可能な時間貸駐車場も設置されています。

(画像:阪急阪神不動産×阪急阪神ビルマネジメント)

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