富士急ハイランドと新特急富士回遊のセット売り【予想】
富士山に一番近い鉄道、富士急行線で富士急ハイランドへ―――。
卒業・入学、転勤・入社シーズン手前の春休み、首都圏から富士急ハイランドへのアクセスに、ことし3月、新しい選択肢が誕生する。
JR・富士急行線直通、新特急 富士回遊。E353系による特急かいじとの併結運転で、大月で分割し、3両が河口湖へむかう列車。
新宿と河口湖の間をむすぶ特急 富士回遊 は、新宿8:30発と9:30発の午前往路便と、河口湖15:05発と17:35分発の午後復路便、毎日2往復。
これ、富士急ハイランド好きユーザーからは、早くも「セット売りを早く出してほしい」という声があがっている。
ちなみにいま、JR東日本系列「えきねっと」では、『【列車で行く日帰り旅行】富士急ハイランドへの旅(快速・特急列車利用)』という定番商品が売られている。
往復の電車運賃と富士急ハイランドフリーパス1日券がセットになった商品で、たとえば新宿発着で基本旅行代金は大人1人日帰りで6900~7000円。
これに特急スーパーあずさを選択すると、ひとり片道1400円増し。
往復を特急スーパーあずさを利用すると、2800円増しで、合計9700~9800円でいける。
おそらく、この定番商品に新特急富士回遊という選択肢も設定される見込み。
そうなると、これまでのスーパーあずさやあずさ、かいじを利用していたときよりも楽になるのは、大月での乗り換え。
新特急富士回遊は、富士急ハイランドまで直通するから、大月で乗り換えることなく、ダイレクトにいける。
しかも……大月でのE353系分割・併合作業シーンもみられる!?
新宿8:30発の特急富士回遊1号で富士急ハイランドへむかい、富士急ハイランド17:35分発の特急富士回遊20号で帰るという行程だと、10時半から17時半まで7時間も富士急ハイランドで遊べる。
特急富士回遊は、毎日運行されるから、土日の混雑を避けて平日のすいてるときを選んで、富士急系の容赦ない絶叫アトラクションを、思う存分、体感できる。