1.8kmで美濃白鳥(みのしろとり)駅。車庫があります。

相対式ホーム2面2線が構内踏切で千鳥式配置。駅員さんが待っています。

ぎゅうぎゅう詰めだった学生さん達が全員降りました。岐阜県立郡上北高校の生徒さんたちだと運転士さんが教えてくれました。

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車内を振り返れば見事に空っぽ、乗客は筆者一人になりました。

駅名標。1933年(昭和8年)旧国鉄越美南線の駅として開業しました。翌年には北濃まで延伸開業しています。美濃白鳥駅から北濃方面はスタフ閉塞式で1列車しか入ることができません。

越美南線で最後に渡る第3上之保川橋梁、長良川の郡上八幡から源流部までは古名で上之保川と呼ばれます。

4月9日とは思えない景色。春ではありませんね。

満開の桜の向こうに駅。

3.5kmで白鳥高原駅。

北濃発の始発列車が07:15にこの駅に停まって美濃白鳥に向かうので、ホーム上にはその列車に乗った人たちの足跡が残っていました。1時間以上経っているので、一部は凍っています。ホントに寒いのです。

駅名標。1955年(昭和30年)旧国鉄の二日町駅として開業。1996年(平成8年)に白鳥高原駅に改称されました。

いよいよ次回は終点北濃に到着します。【私鉄に乗ろう 62】長良川鉄道越美南線 その18 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)