JR東海は、トンネル内で線路上を走行しながらカメラで内側の壁の状態を撮影していく保守用車両のトンネル覆工変状検知装置(トンネラス)を、2020年に取り替える。

今回の取り替えで、トンネル覆工状態把握の精度向上、トンネル建築限界測定機能の追加による精度向上が図られる。

カメラは、解像度を向上させ、幅0.3mm程度(現行1mmほど)のひび割れも検出できるように。また、

また自動計測機能を追加し、ひび割れが進行した箇所とその進行具合をより正確に把握できるようにした。

さらに、高精度レーザをトンネラスに搭載することで、トンネル内側の壁の画像撮影と建築限界の測定を同時に行えるようにする。

導入時期は2020年4月。設備投資額は約4.3億円。