トップ画像は水戸駅8番線ホームに到着した大洗鹿島線6000形車両。余談ですが、この7・8番ホーム上にはJRのコンビニ「NEWDAYS」があります。これが何と「フレッシュひたち」で活躍していたJR東日本E653系車両の形なのです。買物を終えた子供たちが店から離れたがらないので苦労しているお父さんお母さんを5・6番ホームの駅そば屋https://tetsudo-ch.com/4046814.htmlでオナカを満たした筆者はよく見ていました。

高架上にシザーズ・クロッシング。単線に収斂してゆきます。左奥に見えているのは水戸の向こう側にそびえる朝房山、山内山辺りでしょうか。

ここからまたスラブ軌道になります。何で軌道がスラブ軌道になったりバラスト軌道に戻ったりするのか、ホントに規則性も分からないし、謎のままです。

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涸沼から流出して大洗鹿島線の西側を流れてきた涸沼川を渡ります。涸沼川はこの後3kmほど下流で那珂川に合流してすぐに太平洋に注ぎ込みます。

涸沼川から引き込み線の様な船溜まりがありました。漁船とプレジャーボートが半々くらいで係留されていました。太平洋に出て行くにも便利なのかな。

目を離したら、いつの間にかバラスト軌道に戻っていました。しかし、相変わらずどーいう理由でスラブ軌道とバラスト軌道の区間が設定されているのか分かりません。鹿島臨海鉄道さんに訊いたら分かるのかな。

ここから左(西)に90度カーブして水戸方面に向かいます。高規格線なので長く緩いカーブです。高架を支える橋脚がドミノみたいです。

ちょっと見難いのですが、右の鉄格子の辺りからまたスラブ軌道になります。

さらに見難いのですが、バラスト軌道に戻ります。

右奥に白く高くそびえているのは北関東自動車道に架かる新那珂川大橋533m、斜張橋なので中央に100mを越える塔があります。目立ちますね。左の高い塔はひたちなか市の日立製作所にあるエレベーター研究用の「G1TOWER」,高さは213mもあります。

線路が真っ直ぐになって駅が見えます。ここから北西に真っ直ぐ水戸駅に向かいます。

大洗駅から3.3kmで常澄(つねずみ)駅。島式ホームで列車交換します。奥の高架は北関東自動車道、先程の新那珂川橋の西側です。東に30分ほど歩くとひたちなか海浜鉄道の那珂湊駅です。お魚市場に行きたくなっちゃうなぁ。

【私鉄に乗ろう97】鹿島臨海鉄道大洗鹿島線 その14 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)