※2018年2月撮影

上滝線、南富山駅から2.2kmで朝菜町駅。トップ画像は、2018年2月の岩峅寺駅方面に向かった時の朝菜町駅、前面展望です。

実は、レンタカーの車載NAVIがまたしても乱調になりました。なんと朝菜町駅の東側住宅街に案内されてしまったのです。駅のホームはちょびっと見えましたが線路を挟んで小さな公園がある以外は住宅と農地なのです。線路の反対側に行くのに、またすごく手間取りました。NAVIがアテにできないので、コンビニをハシゴして場所を訊き、昼食のおにぎりを買い過ぎたりしながら、ようやく辿り着いたのでした。ホームへの出入口は手前の階段だけです。

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※2019年7月撮影

幅の狭いホームと待合室があるだけでした。右に見える滑り台が線路と反対側の公園。車載NAVIが案内してくれた「朝菜町駅」です。(笑)

※2019年7月撮影

ホームと駅名標。南富山駅方面を見ています。先に待合室があります。周囲は全くの住宅街。

※2019年7月撮影

岩峅寺駅方面には遠くに山が見えます。

※2019年7月撮影

朝菜町駅は、1958年(昭和33年)に開業。最初から富山地方鉄道の駅です。

ここで、また駅を紹介する順番を換えたいと考えています。次の上堀駅が魅力的な木造駅舎で丁寧にたくさんの写真をご覧いただきたいのです。

駅に貴賤はありませんが(笑)、この朝菜町駅の様にシンプルな駅、上堀駅の次、小杉駅が同じタイプなのです。ソコで上堀駅を後回しにして、小杉駅を紹介します。

上堀駅から0.6kmで小杉駅。2003年(平成15年)に作られた富山地方鉄道としては1958年(昭和33年)の朝菜町駅以来45年ぶりの新しい駅でした。富山県内の射水市に同じ駅名の小杉駅がありますが、こちらは元・北陸本線、現在はあいの風とやま鉄道の駅で約15kmも離れているので関係はありません。

単式ホームのシンプルな駅です。岩峅寺駅側の駅出入口手前に駅員詰め所があります。平日の7:00~8:30には改集札の駅員配置。富山県立富山南高等学校の生徒さんで朝夕は賑わうのです。

駐輪場は近くの公園に設置されています。トイレも公園のものを使います。駐車場はありません。右の鉄筋建屋はすぐ横を通る県道43号線に降りる地下道出入口。

※2019年7月撮影

岩峅寺駅方面の出入口階段と駅員詰め所。

※2019年7月撮影

反対の南富山駅側にはバリアフリーの長~いスロープが設置されています。

※2019年7月撮影

ホームに上がって、南富山駅方面、待合室の手前に以前使われていた乗車駅証明書発行機があります。奥にバリアフリーのスロープ。

※2019年7月撮影

反対側の岩峅寺駅方面。カーブの先に北陸自動車道が見えます。2017年(平成29年)の平均乗降人員は211人/日。(富山市統計書)

※2019年7月撮影

駅名標の裏側が駅名表示になっています。合理的ですね。

※2019年7月撮影

では、一駅戻って、次回は木造駅舎が魅力的な上堀駅です。

(写真・記事/住田至朗)