南町田が「公園と一体となった新たな郊外」のベンチマークに_東急電鉄 担当者が語る、官民連携まちづくりのトレンドとビジョン

2019.09.01

身近な自然を生活のなかにとりいれ、公園と一体になったまちづくりの先例として、東急線沿線の「新たな郊外のスタンダード」に―――。

官民連携によるまちづくりプロジェクト「南町田グランベリーパーク」の開発をすすめる町田市、東京急行電鉄(東急)、ソニー・クリエイティブプロダクツの3者のなかで、東急電鉄 グランベリーパーク開業準備担当 青木太郎 課長はこう語る。

10月1日には、現在の南町田駅から「南町田グランベリーパーク駅」に駅名を改称し、いよいよ南町田グランベリーパークの まちびらき が動き出し始めたいま、東急電鉄はこの「新たな郊外」にどんなビジョンを描いているか。

町田市と連携し一体的なランドスケープデザインへ

「約60年前に始まった開発ととともに、次第に成熟してきた多摩田園都市でも、時代の変化に合わせた新たなまちづくり・開発のかたちが必要だと感じています」

「新しい郊外のあり方をめざすうえで、行政と企業が個別に解決を図っていくよりも、互いの得意分野におけるノウハウや知恵を出し合うことで、地域防災をはじめとしたより広い社会課題解決に、住民に寄り添いながら取り組むことができると考えました」

「このプロジェクトでは、ワークショップや住民説明会などを通じ、住民の意見を聞きながら、住民・行政・企業が一体となってまちづくりをすすめています」

「また、行政と連携することで、一社単独の開発では難しい、駅、商業施設、ミュージアム、公共施設、公園がシームレスにつながった、一体的なランドスケープデザインによる、まちづくりに挑戦できました」(東急電鉄 青木課長)

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南町田は「新たな郊外のスタンダード」のベンチマークに

「新しいライフスタイルのあり方を考えた時に、『南町田でしか体験できないこと』という発想を大切にしました。オープンモールで自然が身近にある環境を最大限生かし、四季折々の経験や体験をできることが大きな特徴です」

「生活遊園地~暮らしの『楽しい』があふれるエンターテイメントパーク~ として、単なる買い物だけではなく、テイクアウトした食事を公園の芝の上で食べたり、アウトドアショップの商品を買ってすぐ公園で試すなど、南町田ならではの特別な時間を過ごせます」

「また、外に開かれたまちの機能のひとつとして、敷地内通路は24時間通行できるようにしました。都心部では職住近接などのトレンドがありますが、われわれはその先の自然と暮らす『新たな郊外のスタンダード』をめざしています。南町田はそのベンチマークになるはずです」(東急電鉄 青木課長)

南町田が「新たな郊外のスタンダード」に

「南町田は、東急電鉄が2022年にありたいビジョンとして掲げる『日本一住みたい沿線 東急沿線』を体現する拠点と位置づけています。商業施設単独の開発としては東急線沿線最大です」

「昨今、人口減少、高齢化などの社会課題、ライフスタイルの変化に合わせた、新たなまちづくり・開発のかたちが求められています。このプロジェクトは、暮らしのなかに身近な自然をとりいれ、公園と一体になったまちづくりの先例として、東急線沿線における『新たな郊外のスタンダード』になると思っています」(東急電鉄 青木課長)

―――いよいよ始動する南町田グランベリーパーク。約230店舗が出店する商業施設「グランベリーパーク」、新しいまちの玄関口となる「南町田グランベリーパーク駅」と、緑豊かな憩いの場「鶴間公園」や、スヌーピーミュージアム、PEANUTS Cafe(ピ-ナッツカフェ)、まちライブラリー、児童館「南町田子どもクラブつみき」がオープンする。まちびらきはことし11月13日。

鉄道チャンネル編集部

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