商店などなくて 真っ暗な駅前でしたが【駅ぶら01】小田急江ノ島線26
新百合ヶ丘駅の小田原線下りホームに降り立ちました。14時頃です。まん中が多摩線の島式ホーム、その向こうに小田原線上り島式ホーム。写真では見難いのですが3番線ホーム側の駅名標、下りは、町田(小田原線)と五月台(多摩線)の両方が表示されています。
とりあえず改札口に向かいます。駅構内には複雑な緩急接続があるためか列車の発車案内があります。1・2番線ホームから小田原線の快速急行小田原行、江ノ島線快速急行藤沢行、小田原線各駅停車本厚木行と3・4番線ホームから多摩線各駅停車と急行の唐木田行が左右に分けて表示してあって利用者には分かり易いですね。多摩線の3番ホームには江ノ島線直通の下り快速急行、小田原線直通急行などの発着があります。多摩線各駅停車への接続を考慮したものです。多摩線の直通上り新宿方面は5番線ホーム発着になるので複雑なのです。
中央東口改札。2008年(平成20年)駅改良工事で増築された駅舎に新たに作られた改札口です。その向こうに南北自由通路をはさんで中央西口改札も見えています。
改札外から中央東改札口。自動券売機は左(北)側にあります。
振り返ると中央西口改札。こちらの自動券売機も左(南)側にあります。自動改札機の数がこちらの方が少ないのは作られた時期が古いから?
そのまま改札口を入って実際の撮影では小田原線各駅停車本厚木行で柿生駅に向かいました。時刻は14時35分。面白いのは上り新宿方面5・6番ホームの発車案内は表示されていないのですね。
南口に出てみました。ペデストリアンデッキになっています。
地上は、バスロータリーになっています。小田急バスです。子供の頃はボディサイドに銀色の犬のシンボルマークが付いていたなぁ。奥にもたくさん駐まっています。
ペデストリアンデッキでTAYAイオン新百合ヶ丘店方面に行ってバスロータリーを見下ろすと川崎市バス”ハローキティ”と川崎ノルフィンのコラボ・ラッピングがいました。奥には京急リムジンバスも駐まっています。
小田急線の南口方面ですが木の陰で見えません。ペデストリアンデッキの雰囲気が分かりますね。
反対側の北口です。エレベーターと階段のある部分はそのままの様ですが、左側に2008年(平成20年)駅改良工事で増築された駅舎があります。
増築された駅舎正面という感じです。
小田急電鉄直営のアコルデ新百合ヶ丘も見えました。でも南側に比べれば人通りは格段に少ないですね。
実は、開業して間もない新百合ヶ丘駅に1975年頃来たことがあります。友人の実家が新百合ヶ丘に引っ越したのです。筆者は大学生でした。しかし、ソノ当時は駅の南側には商店など一軒も無くて、ただ茫漠と(ぼうばくと=広々ととりとめなく)丘陵地帯が広がっているばかりでした。おまけに、夜は街灯がポツポツあるだけで、ほぼ真っ暗だったという記憶です。幾星霜(いくせいそう=長い年月)とは言いますが、現在の華やかな街を誰が想像できたでしょう。
【駅ぶら01】小田急江ノ島線27 に続きます。
(写真・記事/住田至朗)