この日は、小田急江ノ島線の鶴間駅からスタートして中央林間駅まで前面展望と駅撮影をしましたが、方針転換して登戸駅までの前面展望を先に撮った後、一駅ずつ戻りながら駅の撮影をして東林間駅まで戻って夕暮れになりました。駅の周りをウロウロするだけでふだん坐りっぱなしの筆者には手応え十分の運動でした。くたびれきって、「独りお疲れ様ビール」の時間です。中央林間駅で降りて、プラプラしました。

良い雰囲気だな、と思いましたがいったん「アンボー商店」の前を通り過ぎました。しかし駅の周囲に一服できる喫煙場所も無いし、戻って来たところで事件が発生しました。

アンボー商店の前、道の反対側に高齢の男性が倒れていたのです。助け起こしていたら店の人が出てきて救急車を呼んでくれました。高齢の男性は異様に酒臭くて、どうやら「量を完全に過ごしてしまって動けなくなった」様子でした。店の人が付いていてくれたし、救急車に乗せられて一緒に付き添えと言われたら困るのでお店に逃げ込んだ次第。

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これが大正解でした。炭焼きの焼き鳥が超美味しかったのです。救急車騒動で生ビールの写真を撮り忘れてしまいました。とにかく最初に通り過ぎた5時頃は開店直後でお客さんがいなかったのに、15分程でほぼ満席でした。

カウンターの端に潜り込んで生ビールで今日の疲れを癒します。美味しいなぁ。

偶然飛び込んだお店でしたが、頼んだ焼き鳥が絶品でした。特にこの「ぼんじり(@130円)」が最高。お店によっては「サンカク」「テール」あるいは「ぼんぼち」などと表示されています。要は鶏のお尻の肉、脂分が多くて柔らか、ジューシーです。筆者は大好物。実はこの日、4本くらい食べちゃいました。

これはレバーですね。1本130円。これも柔らかくてジューシー。美味しかった。

大好物のタマネギ焼。タレでいきます。好物なので無限に食べられます。(笑)

これは「せせり」首の部分です。ここも好き。

小一時間ほど飲み食いしてすっかり満足。店内もますます混んできたので退散します。

焼き鳥と生ビール、ハイボールを2杯で3,000円少々とお会計は実にリーズナブルでした。

中央林間駅から歩いて数分です。また寄りたいな~。

別の日、昼間の店舗。夜は看板が上手く写らなかったので、再撮です。(笑)

筆者は、ふだんほとんど外出しません。つまり外食はしません。

以下は余談です。

敬愛する作家の故・山田風太郎さんをまねびて筆者も毎晩ほとんど同じモノを食べます。飲まない日はeveryday、ホウレン草のおひたし(タマに胡麻和え)、ご飯、納豆、塩鮭、味噌汁。飲む日は、ご飯の換わりにビール、焼酎。気分転換に鍋とか刺身の日は日本酒を飲みます。極めてシンプルな食生活なのです。

とにかく濃いめ出汁をしっかりとって作るホウレン草のおひたしは、毎日1袋を食べる好物です。

ちなみに濃いめの出汁300ccに薄口醤油大さじ2、味醂大さじ2でタレは完成。これに残留農薬を良く流し水で洗ったホウレン草、茎は60秒、葉は30秒茹でて、流水にサラし、よく絞って刻んでタレに漬けたら冷蔵庫で1時間ほどおくと美味しいおひたしが完成します。毎日運動のために駅前のスーパーマーケットに行って、ホウレン草1袋と塩鮭を買ってきて食べます。味噌汁はタマネギと薄揚げと豆腐、これもホウレン草同様に出汁が味を決めるのです。次回の余談は出汁について書きますね。

(写真・記事/住田至朗)