富水駅を出ても丹沢の山並みが続きます。いいなぁ。

たぶん朝陽の中で見る山々が神々しく感じられるのでしょう。

栢山駅が近づきます。富水駅から1.6km。各駅停車小田原行が来ました。トップ画像はこの直後の画像です。

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相対式ホーム2面2線と跨線橋、小田原駅側に駅出入口というパターンです。栢山駅にもお客さんが大勢待っています。

ここからはいったん小田原駅まで戻って各駅に撮影しているカットになります。上りホームから小田原駅方面。下りホームに大きな改札口がありますね。

同じく上りホームから新宿駅方面。乗って来た各駅停車が出て行きました。

跨線橋に上ります。この駅もエレベーターはありません。小田原駅方面を見ています。

丹沢の山々が広がります。新宿駅方面。ロマンスカーが通過して行ったところです。

お約束で跨線橋から富士山。手前の山は大山かな。

駅名標。栢山の「栢」という字は初めて見ました。栢=カヤという常緑針葉樹の名前なのですね。1927年(昭和2年)開業。この駅もホーム長は、6両編成です。

余談です。栢(カヤ)は木材として碁盤・将棋盤などの高級品に使われるそうです。それと、これは知らなかったことですが相撲の土俵中央部に鎮め物として米、塩、スルメ、昆布、栗とともにカヤの実が埋められているそうです。

上りホーム小田原駅側に西口改札があります。既視感を感じるのは富水駅とよく似ているからです。

栢山駅西口はそのままスロープで外の道路につながっています。

小田原駅側の踏切。西口はスロープで県道720号線の歩道につながっています。

県道720号線を進むと500mほどで栢山神社があります。左に曲がると商店街があります。小田原百貨店栢山店もあります。居酒屋も数軒あります。

東側には駅舎と駅前広場があります。これも富水駅と同じです。富士山は見えませんが。

駅舎正面。駅前広場はバスロータリーになっていて箱根登山バスが停まっていました。小田原駅に行く路線バスの様です。

東口改札。この部分も富水駅とよく似ています。やはり駅員さんの配置時間が決まっています。この時間割も富水駅と同じでした。

昔はどこの小学校にも薪を背負って本を読みながら歩く二宮金次郎の銅像が飾られていた様な気がします。この二宮金次郎尊徳は実在の人物で、栢山の生まれ。駅の北には、生誕の家と尊徳記念館があります。江戸時代後期の農政家、思想家。出自は農民でしたが最後は幕府に雇われるという活躍をしました。

今の若い方は、御存知ないでしょうねぇ。

【駅ぶら01】小田急線58 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)