北側の駅ビルを西に出ると眼の前は逗子市役所です。1973年(昭和48年)までは木造で逗子警察署もあった様です。(地元の友人談)

市役所の北側に逗子の鎮守、亀岡八幡宮があります。鎌倉の「鶴」に対して逗子は「亀」というワケです。勧請は不明ですが、最近できたワケではありません。現在の社殿は、1923年(大正12年)二月に再建され、九月に起きた関東大震災に耐えて今に至っています。

余談ですが、1年ほど前まで境内に喫煙所が設けられていました。しかし、ルールを守らない(吸い殻がよく足下に捨ててありました 気付いたら拾って灰皿に入れましたが)喫煙者が多かったのでしょうか、廃止され境内は全域禁煙になりました。残念です。

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拝殿の前には狛犬ならぬ狛亀? 比較的新しい感じです。一応「阿吽(あうん)」態でこちらは口を開けた「阿」。

こちらは口を閉めた「吽」。奥に境内社の萬栄稲荷大明神が見えます。

萬栄稲荷大明神です。

神社の正面、鳥居の上辺りに逗子・葉山駅の高架通路が見えます。手前にはマルセル・デュシャンがモナリザの絵はがきにヒゲを描き加えた1919年(大正8年)製の狛犬。境内ではフリーマーケットの開催中でした。植木市なども時々やっています。

北の駅ビル前に戻って南口の方に進みます。北口のバス乗り場、頭上には高架通路。

ホーム手前に踏切があります。

北鎌倉円覚寺の托鉢僧たちとすれ違いました。

上の写真は道路標識の陰で見えませんが、同じ様な角度で新しい駅名が見えます。

踏切から単式ホーム。左にカーブしているので終端部は見えません。

反対側で複線になっています。前回写真を撮った踏切が分かりますか?

南口に向かっていると童話に出て来る様な建物があります。中に入ると、極めて普通のコインランドリーなんですよ。そして名前が「WASH SALON / BOO FOO WOO」つまり三匹の子豚。(笑)オーナーの趣味でしょうか、とにかくユニークです。

コイン・ランドリーであることが分かる写真を撮ってきました。(笑)

新逗子駅(現・逗子・葉山駅)南口。もう少し先まで歩きます。

夕方なので光によって駅舎の印象が違うかもしれません。新しい駅名がハッキリ分かります。

ドーム型の南口駅舎とカーブするホーム上屋が道に沿っています。奥が北口になります。駅前にはバス停。

道路はT字の「新逗子駅入口」交差点に当たっています。左に進むと田越川を渡って右折、渚橋のたもとにでます。橋を渡れば逗子海岸。かつてこの辺りに旧逗子海岸駅があった様です。

サービスカット。逗子のビーチ。ちょっと天気悪いですが。

※2018年5月撮影

新逗子駅(現・逗子・葉山駅)南口の正面。右手前は駐輪場になっています。

なかなか同ポジ(同じポジション)で撮影するのは、時間が経つと難しいです。こちらが改称後。

まだ出発しないの? と言わないでくださいね。

次回は、どうにか、出発する所存ですから。

【駅ぶら03】京浜急行104 に続きます。

(写真・記事/住田至朗)